【エリザベス女王杯2023予想】期待の3歳馬ブレイディヴェーグ、課題は“馬場”と“スタート”

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今週は秋の女王決定戦「エリザベス女王杯」が京都で開催。注目を集めるはローズS・2着のブレイディヴェーグだ。

デビューから4戦連続で上がり最速と決め手は抜群。前走のローズSでは後の秋華賞でリバティアイランドを相手に2着に好走したマスクトディーヴァに、0秒2差迫っての2着。末脚の能力然り、前走の相手を物差しにしてもG1級の能力を持っている馬であることは明白だろう。

ただ、不安材料が全くないというわけでもない。まずは“馬場”。これまで32~33秒台の切れ味を見せてきた馬なだけに、瞬発力は相当あるということがわかる。問題は道悪になった時だ。走りも軽く出来れば良馬場で走りたいタイプで、荒れ馬場となると現段階では買い難くなってくる。

また、上がりがかかる展開もこの馬にとってはあまり好ましくない展開。これまで33~34秒前半台の上がりしか経験しておらず、上がりがかかるタフな展開となった場合でも決め手を発揮することが出来るのかどうかはいささか疑問だ。

次の不安は“スタート”だ。新馬戦から全レースでスタートで出ておらず、出遅れがもはやデフォルトと言っていい。今回は多頭数で、後ろから行く馬が多く、ハナ取りに行く馬が少ない。ペースが落ち着きそうなメンバー構成となっており、スタート不安のあるこの馬にとって展開が向かない可能性は十分にあると言っていい。

馬場・展開といった不安要素はレースを見るまでは拭いきるのが難しい要素ではあるが、この馬を考察する上では無視できないポイントとなるだろう。

とは言え、阪神で開催されてきた近年のエリザベス女王杯から、あまりタフさが求められない京都へ戻るのは好材料だ。展開についても、前残りの展開やスタミナパワーが問われる展開では疑問だが、スピード勝負になればまず勝ち負けになると断言できるくらいに信頼度は高い馬。

当日の馬場の見極め、展開面の予想などに力を入れて判断していきたい。