【エルムS予想2020】北海道唯一のJRAダート重賞!タイムフライヤーやエアスピネルなど出走予定馬を考察

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夏の北海道で行われる唯一の中央競馬ダート重賞「エルムS」が今週末、札幌競馬場で開催されます。ダートの重賞がなかなか無い中で、北海道で唯一のダート重賞ともなれば集まる馬も実績馬が多いです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

タイムフライヤー(牡5、松田国英厩舎)

2歳時にホープフルSを制したG1馬のタイムフライヤーでしたが、その後は結果を残せず、昨年8月にダートへ転身。G3の武蔵野Sで2着に好走し、G1フェブラリーSでも5着に善戦するなどダート路線で花を開かせています。前走のマリーンSを勝利し、約2年7ヶ月ぶりの勝利を挙げることが出来ました。相手は強化されますが、一流相手でも戦えている同馬ならここは上位必至か。

エアスピネル(牡7、笹田和秀厩舎)

前走のプロキオンSでダート初出走し、8番人気ながら2着に好走したエアスピネル。約1年ぶりのレースで初のダートだったにも関わらず、しっかりと高い適性があることを示しました。前走から300m距離は伸びますが、もともと芝でもマイルから2000mまでこなしていた馬なので、全く問題はなさそうです。前走の好走ぶりからも今回は人気しそうですが、無視できない1頭です。

ウェスタールンド(セ8、佐々木晶厩舎)

2018年のチャンピオンズC・2着、昨年のみやこS・3着、今年のダイオライト記念・2着とダート重賞戦線で活躍していたウェスタールンド。あと一歩という競馬が続いていましたが、前走のアンタレスSを勝利し、悲願の重賞初制覇を果たしました。後方待機で最後に伸びてくるタイプで、展開に左右されるところがありますが、末脚の爆発力は8歳でもなお健在です。小回りの適性も高く、勢いに乗っている今なら連勝も。