【阪神カップ予想2020】インディチャンプやステルヴィオなど出走予定馬を考察

2020年の阪神競馬を締めくくる重賞「阪神カップ」が26日、阪神競馬場で行われます。創設当初からG2格付けされており、例年短距離路線のトップクラスが集結するハイレベルな一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気が予想される有力馬3頭をピックアップしてみました。

インディチャンプ(牡5、音無秀孝厩舎)

今年マイラーズCを制し重賞4勝目を果たしたインディチャンプ。連覇を狙った安田記念は3着、続くマイルCSでも2着とマイル重賞路線で常に上位に入ってくる名マイラーです。今年はG1未勝利で、今回はデビュー戦以来となる1400m戦ですが、昨年は安田記念、マイルCSとG1・2勝して最優秀短距離馬に選ばれており、地力は間違いなく上位の存在だけに格の違いを見せれるかに注目です。

ステルヴィオ(牡5、木村哲也厩舎)

2走前の京王杯スプリングCと、前走のスワンSでいずれも2着に好走したステルヴィオ。2017年のマイルCSを勝利して以来勝ち星から遠ざかっていますが、近2戦の内容からもスピードは未だ健在で、短距離G2ならまだまだ勝負になりそうな感触があります。マイルCSをパスしてここを目標に進めてきた陣営の判断からも、現状では1400mがベストという印象です。スランプを抜け出し復調の兆しを見せている今なら久々の勝利も期待できそうです。

サウンドキアラ(牝5、安達昭夫厩舎)

今年は京都金杯、京都牝馬S、阪神牝馬Sと重賞3連勝を果たしたサウンドキアラ。ヴィクトリアマイルでも2着に好走し、牝馬路線では常に上位の存在です。ただ、2走前のスワンSと前走のマイルCSでいずれも10着に大敗しており、牡馬相手に苦戦しています。とは言え、ヴィクトリアマイルでは不利な外枠を克服してアーモンドアイの2着と強い競馬をしており、叩き3戦目で上積みが期待できる中でこのメンバーが相手なら十分勝ち負けになりそうです。