【小倉サマージャンプ予想2023】真夏の障害重賞!アサクサゲンキやポルトラーノなど出走予定馬を考察

小倉競馬の土曜の重賞は「小倉SJ」が行われます。ダートコースの内側にある障害コース及び襷コースを使用して行われるレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

テーオーソクラテス(牡6、奥村豊厩舎)

前走の中山グランドジャンプ・4着から参戦するテーオーソクラテス。昨年夏まではオープンを1勝した程度の実績馬でしたが、12月のオープン戦を快勝すると、今年初戦の牛若丸ジャンプS、次走の春麗ジャンプSと小倉の障害オープンを連勝。前走の中山グランドジャンプではG1の大舞台で4着に善戦し、着実に力を付けてきています。本格化の兆しを見せており、小倉の舞台との相性も抜群。約4ヶ月の休み明けとなりますが、実績とコース適性はすでに証明されており、メンバーも楽になるここは悲願の重賞初制覇も期待できそうです。

アサクサゲンキ(セ8、音無秀孝厩舎)

昨年と一昨年の小倉サマージャンプの覇者、アサクサゲンキは3連覇を狙って今年も参戦。今年8歳になりますが、前走の新潟ジャンプSでは中団から早めに動いて4着に入線しており、まだまだ元気はいっぱいです。今年も昨年同様、新潟ジャンプSからのローテーションで臨み、万全の構えです。初勝利は2歳の夏で、暑さが増した8月の小倉芝1200mを快勝し、続く小倉2歳Sも連勝と芝時代から夏の小倉は得意な条件。小牧加矢騎手とのコンビは【0-0-0-2】と結果を出せていない点が気がかりですが、得意条件なだけに3連覇の期待は十分でしょう。

ディアマンミノル(牡6、本田優厩舎)

今夏障害へ転身し、2戦目で初勝利を挙げたディアマンミノル。芝の中・長距離重賞戦線の常連馬で、スタミナ・距離については不安視する必要はなさそうです。前走の未勝利戦はクビ差で僅差勝ちでしたので、メンバーレベルが上がる今回は試金石の一戦となりそうです。前走は4コーナーでもかなり前との差があり、最終障害が終わってからの猛追で何とか勝ち切ったという内容。平地重賞で揉まれてきた脚力はさすがですが、障害で差を詰めることができておらず、飛越はまだまだ成長の余地を残しています。能力・脚力が上位なのは明白で、ジャンプレースに慣れてくれば上のクラスでも十分通用するはずです。