【京都ジャンプS予想2020】注目の障害G3!オジュウチョウサンやタガノエスプレッソなど出走予定馬を考察

今週の阪神競馬では障害重賞の「京都ジャンプステークス」が開催。例年京都の障害3170mで行われているレースですが、今年は京都競馬場改修工事の影響で阪神の障害3140mで開催されます。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしてみたので、各馬を考察してみたいと思います。

オジュウチョウサン(牡9、和田正一厩舎)

前走の中山グランドJを制し、前人未到の同一重賞5連覇&障害重賞13連勝を果たした障害王者のオジュウチョウサン。同レースは初出走となりますが、今年は実績のある阪神での開催ということで問題はなさそうです。今年9歳で斤量は一番重たい62kgということで決して楽な条件ではありませんが、メンバー的にもここは確勝級の存在と見て間違いないでしょう。

タガノエスプレッソ(牡8、五十嵐忠厩舎)

昨年春に障害へ転身したタガノエスプレッソ。今年の5月に初の障害重賞の京都ハイジャンプに出走し、3着に好走。秋初戦の阪神ジャンプSを制し、障害重賞初制覇を達成しました。番手から競馬を進め、前がハイペースで流れる展開を最後は後続を突き離して大差で快勝する好内容でした。芝・ダート・障害でもOP勝ちを果たしているオールラウンダーで能力の高さはここでも魅力です。

ブライトクォーツ(牡6、荒川義之厩舎)

昨年の中山大障害で2着に好走し、今年の中山グランドジャンプでも3着に善戦したブライトクォーツ。障害G1で2・3着があるのは心強いですが、4000m以上の長い距離で好走しており、短い距離では結果を残せていない点がここではネックとなりそうです。使われても走るタフさがある馬でしたが、今回は約半年ぶりと間隔が空いているので、状態面についてもしっかり見極めたいところです。