【レパードS予想2023】ダート界の登竜門!エクロジャイトやミスティックロアなど出走予定馬を考察

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3歳馬限定で行われる今年最後のダート重賞「レパードステークス」が新潟競馬場で開催されます。2009年に勝ったトランセンドや2012年に勝ったホッコータルマエ、2016年の2着馬のケイティブレイブなどがその後ダートG1競走で勝利していることからも、ダート界の登竜門と言ってもいいレースでしょう。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

エクロジャイト(牡3、安田隆行厩舎)

前走の鳳雛Sを逃げ切って快勝したエクロジャイト。デビュー戦こそ3着に敗れましたが、1F距離を延長した2戦目では2馬身半差で快勝し、徐々に距離を伸ばして1勝クラス・1着、2走前のヒヤシンスSでは3着とダート中距離戦線で活躍してきた期待馬です。ここ3戦は逃げる競馬が安定してきており、前目が有利な同レースにおいては好材料。1800mも2戦2勝と好成績で、他馬よりも適性面における信頼度は高い1頭です。

ミスティックロア(牡3、矢作芳人厩舎)

阪神1800mの1勝クラスは3馬身差で圧勝したミスティックロア。控えて直線で追い出されると、上がり3F最速の脚で伸びて圧勝と、まだ体を持て余した幼い走りながらポテンシャルの高さを感じさせる好内容の勝ちっぷりでした。3戦2勝、2着1回と安定しており、いずれも上がりは最速と末脚の安定感も抜群です。デビューからプラス12kgと順調に馬体も増えており、まだまだ今後の成長も期待したい1頭。ややエンジンのかかりが遅いところがありますが、新潟の広いコースなら補えるはず。ダート王への第一歩となるかに注目です。

パクスオトマニカ(牡3、久保田貴厩舎)

日本ダービー・13着からダート路線へとシフトしてきたパクスオトマニカ。大舞台では凡走に終わりましたが、2走前には芝2000mのリステッド・プリンシパルSを制しており、実績は上位です。ただ、父はヴィクトワールピサで切れるタイプではなく、軽い新潟のダートは合いそうな気配。G1のダービーでもハナを切れるくらいにスピード能力は高く、先行力の高さはこの舞台では大きな魅力となります。半姉のディヴァインラヴは菊花賞で3着など兄姉は芝で活躍しておりダートは未知数となりますが、脚質や過去のパフォーマンスから不安よりも期待の方が大きい1頭です。