【JRA中山グランドジャンプ予想2024】春のジャンプ王者決定戦!マイネルグロンやエコロデュエルなど出走予定馬を考察

記事「【JRA中山グランドジャンプ予想2024】春のジャンプ王者決定戦!マイネルグロンやエコロデュエルなど出走予定馬を考察」のサムネイル画像

今週の土曜日は障害界の春のNo1を決める一戦「中山GJ」が中山競馬場で開催です。日本屈指の障害コースを持つ中山競馬場で行われる春のジャンプ王者を決する一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

マイネルグロン(牡6、青木孝文厩舎)

前走の阪神スプリングJ・1着から参戦するマイネルグロン。昨年の中山大障害を10馬身差の完勝でG1初制覇を果たし、JRA賞最優秀障害馬に輝いた現障害王者です。前走は好位から良いリズムで追走し、終始危なげない飛越で勝負どころでもスムーズに抜け出し、悠々の7馬身差で完勝と障害王者ぶりをアピール。ハイレベルな障害重賞戦で決定的な着差を付けて連勝してきており能力が最上位なのは明白。飛越や平地力もミスが少なく、今回も勝ち負け必至でしょう。

エコロデュエル(牡5、岩戸孝樹厩舎)

前走の阪神スプリングJ・2着から参戦するエコロデュエル。昨年5月に障害へ転身し、初戦は7着と敗れましたが、2戦目からは番手から抜け出してあっさりと快勝。続くオープンは控えて最後突き抜けて快勝と、全く違う舞台で違う勝ち方をしてきたのは強い証。昨年11月の京都ジャンプSを制して重賞初制覇を果たすと、中山大障害でも3着と大舞台でも善戦しました。前走の阪神スプリングJは勝馬のマイネルグロンには離されましたがこの馬も3着以下は大差で圧倒しており、能力は上位。

ニシノデイジー(牡8、高木登厩舎)

前走の阪神スプリングJ・4着から参戦するニシノデイジー。昨年の中山グランドジャンプは1番人気の期待を裏切る9着に敗れましたが、スタートで大きく出遅れたことや、道中カットされて進路を外に切り替える場面もあり、条件が厳しかった印象もあります。手綱を握った石神騎手も「勝ち馬にかぶされてから嫌気をさしてしまったみたい。」とコメントしており、不利の影響は大きかったようです。中山コースは2022年の中山大障害・1着、2023年の中山大障害でも2着と好走しており、舞台はベスト。G1・2勝目を果たしてもう一花咲かせられるかに注目です。