【JRA中山記念2025予想】豪華メンバーのスーパーG2!ソウルラッシュやシックスペンスなど出走予定馬を考察
中山競馬の開幕週を飾るのは「中山記念」です。G1を目指す馬たちが集うレベルの高い一戦で、“スーパーG2”と呼ばれることもある格式の高い一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。
ソウルラッシュ(牡7、池江泰寿厩舎)
香港マイル・2着から参戦するソウルラッシュ。デビュー当時は中距離路線を使われていた同馬も、昨年は最優秀マイラーに輝き今ではすっかりマイラーに。1800mは芝では初で、マイル以上の距離を走るのも2021年10月の1勝クラスぶりとかなり久々です。中山コースは3戦3勝という中山巧者ですが、いずれも外回りのマイル戦で、内回りコースの1800mは初となります。ただ、外回りのマイルよりも器用さが求められるコースということで、距離よりというよりは小回りに対応できるかが焦点となりそうです。地力上位は明白なだけに、コース適性がカギとなりそうです。
シックスペンス(牡4、国枝栄厩舎)
前走の毎日王冠を制したシックスペンス。前半3Fは35秒3、後半3Fが33秒7というスローの瞬発力戦となり、これを好位追走からゴール前で差し切って快勝。初の古馬戦で約5ヶ月の休み明けという壁を克服してきたのは地力が高い証拠でしょう。G1のマイルCSを予定していましたが、蹄の炎症の影響でやむなく回避。体質の弱いところがあるので引き続き状態面に関しては注視する必要がありますが、ここを勝てばG1の安田記念へ向けても弾みがつくだけに、陣営も高い本気度を持って臨んでくるはずです。
ボッケリーニ(牡9、池江泰寿厩舎)
6月の鳴尾記念・2着から参戦するボッケリーニ。その後の札幌記念は馬場入場後に右後肢ハ行を発症し、無念の競走除外に。昨年の鳴尾記念など重賞を3勝している実績馬で、連覇を狙った前走の鳴尾記念でも頭差の2着と安定感は抜群です。とは言え重賞は2着が9回と勝ちきれないところもあり、馬券種の選択や印の打ち方は慎重になる必要がありそうです。メンバーは通用しないほどのレベルではないので、状態面さえ整っていれば、ここでも上位争いに加わってくるはずです。