【中山金杯2022予想】一年の計は金杯にあり!ヒートオンビートやトーセンスーリヤなど出走予定馬を考察

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さて、中央競馬は全てのレースが終了し、あとは年明けの金杯レースを待つのみとなりました。まだ年は明けておりませんが、今回はひと足早く金杯レースの出走予定馬を考察してみたいと思います。

「一年の計は金杯にあり」という競馬の格言があるように、馬券運を占うおみくじ的な感覚で金杯レースを買われる方も多いのではないでしょうか?ここはキッチリ的中させて好スタートを決めたいところです。ということで、今回は東の金杯レース「中山金杯」に出走する予定馬の中でも上位人気が予想される有力馬3頭をピックアップしてみました。※馬齢は年明け後の年齢となります。

ヒートオンビート(牡5、友道康夫厩舎)

前走のチャレンジC・2着のヒートオンビート。21年の美濃Sを勝ち上がった後、オープン昇級戦の大阪ハンブルクCではレコード決着のクビ差の2着。その後はG2目黒記念で2着、前走のチャレンジC・2着と重賞勝ちまであと一歩のところまで来ています。勝ったソーヴァリアントが別格でしたが、こちらも上がり2位の34秒0の末脚を繰り出せており、久々の2000mで上がりが速い状況に対応したのは収穫と言えるでしょう。中山は初となりますが、時計の掛かる馬場は合うイメージがあるだけに、今度こそ重賞タイトル獲得といきたいところでしょう。

トーセンスーリヤ(牡6、小野次郎厩舎)

20年の新潟大賞典と、21年の函館記念を制した重賞2勝馬のトーセンスーリヤ。とくに函館記念の内容は強く、3番手追走から、直線は抜群の手応えで抜け出して3馬身差の圧勝という内容。勝ち時計も優秀で、内容的にも時計的にも申し分ないレースぶりでした。洋芝でこの競馬が出来るなら、今の中山は合いそうです。前走の天皇賞(秋)はさすがに相手が悪く15着に惨敗の結果でしたが、2走前の新潟記念はトップハンデで2着に好走していますし、相手レベルが一気に落ちるここは勝ち負け可能でしょう。

ヴィクティファルス(牡4、池添学厩舎)

21年のスプリングSの勝ち馬、ヴィクティファルス。クラシックでは活躍出来ませんでしたが、共同通信杯ではエフフォーリアを相手に0.4秒差、ダービー馬のシャフリヤールを3着におさえて2着に好走しており、スプリングSでは2着に退けたアサマノイタズラがその後セントライト記念を優勝しており、レベルの高いメンバーを相手に善戦してきた実績があります。スプリングS・1着、セントライト記念・5着と中山コースとの相性も良く、タフな舞台は大歓迎。まずはここで復活の狼煙をあげ、春には大きな舞台を狙っていきたいところです。