【ニュージーランドT予想2022】NHKマイルCのトライアル!マテンロウオリオンやリューベックなど出走予定馬を考察

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中山競馬の土曜メインはNHKマイルCのトライアル「ニュージーランドトロフィー」 です。1着から3着馬までに与えられる出走権は、まだ賞金の足りない馬にとっては是が非でも権利を獲りたいところでしょう。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

マテンロウオリオン(牡3、昆貢厩舎)

前走のシンザン記念を制し、重賞初制覇を果たしたマテンロウオリオン。2走前の万両賞では最後方から進め、メンバー最速の上がり3F33秒4の脚で追い込んで差し切る強い勝ちっぷりでした。続くシンザン記念では一転して先行抜け出しの競馬で快勝しており、異なる形での2連勝。シンザン記念・4着のビーアストニッシドは後にスプリングS快勝、万両賞・2着のアルーリングウェイはその後エルフィンSを快勝しているように、闘ってきた相手もハイレベル。実績最上位となるここは重賞連勝の期待も十分です。

リューベック(牡3、須貝尚介厩舎)

前走の弥生賞は逃げて6着に沈んだ、リューベック。うまくスローペースに持ち込む競馬で展開は向いていましたが、2000mは少々長すぎた印象も受けます。すんなりと前に行ける器用さは中山コースと合っているので、前走から2F距離を短縮し、初のマイル戦で変わり身を狙います。2走前の若駒Sでは逃げながらも上がり最速をマークして逃げ切っており、粘りのある競馬も魅力。函館のデビュー戦を勝利に導いた吉田隼人騎手に乗り替わり、悲願の重賞初制覇を狙います。

ジャングロ(牡3、森秀行厩舎)

前走のリステッド・マーガレットSを快勝したジャングロ。勝ち上がるまで4戦とやや時間はかかりましたが、2走前の中京2歳Sはハイペースで逃げて3馬身差の完勝。続く前走のマーガレットSでは一転して4番手から控える競馬を展開し、上がり2位の脚で差し切って快勝と、レースに幅を出してきながら2連勝と勢いに乗っています。今回2Fの距離延長がカギとなりそうですが、初マイルのベゴニア賞でも0秒2差の6着と差は僅かなので、控える競馬も覚えて成長が見られる今ならうまく対応してくれる可能性は高そうです。