【桜花賞2022予想】3歳牝馬“三冠”の1戦目!ナミュールやサークルオブライフなど出走予定馬を考察

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桜の女王を決める一戦「桜花賞」がいよいよ開催されます。今年も桜の女王の栄冠を求め、3歳牝馬が仁川のマイルで熾烈なバトルを繰り広げます。今回は出走予定馬の中でも人気が集まりそうな有力馬3頭をピックアップしてみました。

ナミュール(牝3、高野友和厩舎)

前走のチューリップ賞を快勝し、重賞初制覇を果たしたナミュール。2走前の阪神JFはスタートで出遅れ、インが詰まってとついてないところがありましたが、前走はスタートもスムーズで直線もやや狭くなりながらもメンバー最速の上がり3F33.9の末脚で差し切って快勝と、強い勝ちっぷりでした。近3戦は全ての上がり3Fで33秒台をマークしており、直線の末脚が世代トップクラスなのは間違いありません。相変わらず小柄な馬なので、ある程度の馬体増があればなお良いでしょう。

サークルオブライフ(牝3、国枝栄厩舎)

昨年の阪神JFの覇者、サークルオブライフ。今年初戦の前走チューリップ賞は3着でしたが、前残りの馬場を意識してかこれまでとは打って変わって前目のポジションから進める競馬を展開し、新しい型で競馬が出来たのは大きな収穫だったとも言えるでしょう。とは言え最後に確実に伸びてくる強烈な末脚が最大の武器で、末脚勝負となりやすい同レースの傾向を考えれば今回は脚を溜める競馬で勝負してくる可能性は高そうです。

プレサージュリフト(牝3、木村哲也厩舎)

2月のクイーンCの覇者、プレサージュリフト。スローペースを控えて直線も大外回してと決して楽な展開ではありませんでしたが、後方から鋭い差し脚で2連勝で重賞初制覇を達成と、展開が向かない中で勝ちきったのは高く評価したいところです。勝った新馬戦とクイーンCはいずれも上がりは33秒台と非凡な瞬発力があり、直線の長い阪神外回りなら最後の決め手が生きてくるのは間違いないでしょう。キャリア僅か2戦で重賞制覇とまだ底を見せておらず、今後への飛躍が期待される1頭です。