【新潟大賞典2020予想】新潟コース3戦2勝のケイデンスコール、復活の激走に期待

記事「【新潟大賞典2020予想】新潟コース3戦2勝のケイデンスコール、復活の激走に期待」のサムネイル画像

ローカル開催は先週の福島競馬場から今週は新潟競馬場へ舞台を移します。例年なら県内外から多くのファンが集う競馬場ですが、コロナ禍の中で行われる今週日曜のメイン新潟大賞典も引き続き無観客での開催となりました。

それでもフルゲート16頭に対して登録25頭と、各陣営からは大盛況の重賞となりました。過去10年のデータを見ると勝ち馬はすべて牡馬ということで、牝馬には分厚い壁が立ちはだかっているレースと言えます。

そんな中で注目したいのが、新潟コースなら復活するのではないかと期待したい、昨年のNHKマイルカップ2着馬、ロードカナロア産駒のケイデンスコールです。

新潟2歳ステークス覇者ということでマイル中心のローテーションが組まれてきましたが、NHKマイルカップ2着後は古馬との対戦となったここまでの4戦ではいずれも掲示板を外す内容が続き、3歳春までの勢いが止まってしまった印象もあります。

それでも推せる内容としてはコース適性でこれまでの2勝がいずれも新潟でのものという点が挙げられます。2000mの距離もマイル中心だったケイデンスコールからすると不安視されていましたが、前走の金鯱賞で初めて挑戦すると7着と、古馬相手となってから二桁着順を続けていたところからの復調が感じられました。また、2歳時にも早い時期に活躍してきたこともあり、気候的にも今が調子が良いシーズンということも考えられます。

除外対象9頭という激戦区ではありますが収得賞金には余裕があり除外対象にはなっておらず、仕上げには抜かりがないものと信じたいです。

前走に続き中谷騎手が2度めの騎乗ということもあり、さらなる前進にも期待して、穴馬として狙ってみたいと思います。