羽田盃勝利など、南関東で活躍したキャプテンキング種牡馬に

昨年12月17日に地方競馬の競走馬登録を抹消した2017年の羽田盃競走勝ち馬のキャプテンキングが今年から種牡馬として新たな馬生を送ることが明かされました。

現在は新ひだか町のチェリーフィールズに移動しており、種付けは新冠町の白馬牧場で行う予定となっています。

父ファスリエフ、母ストロベリーパフェという血統で、新ひだか町の静河フジカワ牧場の生産となっています。美浦・加藤和宏厩舎からデビューしてJRAで2勝を挙げたのち、南関東の的場直之厩舎へ移籍しました。

転入初戦の羽田盃でヒガシウィルウィンとの一騎打ちを制して勝利しており、4, 5歳時には南関東重賞4連勝も記録しています。

通算戦績は25戦8勝となっており、血統背景はやや地味といえますが、持っているスピード能力はなかなかのものがありそうです。

サウスヴィグラス亡き後混戦模様となっている南関東の馬産ですが、ダート馬の活躍の舞台が以前と比べて格段と広がっている時代に入っているだけに、父キャプテンキングの産駒が地方交流のみならず、いつかは世界の舞台に立つ可能性もあるだけに、長い目で応援したい1頭となりそうですね。