【JRA札幌2歳S予想2022】2ヶ月じっくり空けたシャンドゥレール、態勢十分

今週土曜札幌メインレースに組まれているのが、ここ2年で大物を輩出している出世レースといえる札幌2歳Sです。

一昨年の勝ち馬ソダシは阪神JF、桜花賞と勝利し、古馬になってからもヴィクトリアマイルを勝利しており、2歳、3歳戦のみならず息の長い活躍を見せています。また、昨年の勝ち馬ジオグリフはその後皐月賞馬に輝いており、クラシックウイナーを2年連続で輩出しているだけに、今年の勝ち馬も来年のクラシック有力候補となりうるかどうか、楽しみな1戦となります。

ブラストワンピースの全弟のブラストウェーブや、半姉のマイネグレヴィルがこのレース2着の実績があるゴールドシップ産駒のフェアエールングなど、洋芝ですでに結果を出している馬たちに人気が集まりそうですが、あえて狙ってみたいのが、東京芝1800mで勝ち上がっているエピファネイア産駒のシャンドゥレールです。

オーナーはラウズオンリーユーでG1制覇を成し遂げたDMMで、騎乗するのもオークス勝利のパートナーだったデムーロ騎手ということもあり、オーナーとの相性も魅力といえる1頭です。

母はアメリカ産で、G1勝利こそないものの、G2のレイチェルアレクサンドラSで2着の実績があり、募集総額も9300万円と高い期待を受けています。

ほかにもロードカナロア産駒で、兄に京王杯2歳S・1着、スプリングS・2着と早い時期に活躍していたファンタジストがいるアスクメークシェアも出走を予定しており、こちらも洋芝での勝利経験があり期待されていますが、6月のデビュー勝ちから2か月じっくり間隔を空けて仕上げてきた美浦・国枝厩舎の手腕にも期待して、シャンドゥレールから狙ってみたいところですね。