【注目新馬】夢が広がるチカリヨン、先々の狙いは凱旋門賞?

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キーファーズの悲願といえば武豊騎手とのコンビで凱旋門賞制覇、ということもあって高額落札をセレクトセールで行いつつ、海外馬も積極的に購買しているオーナーの1人です。超大物級と言えるほどの競走馬とは未だ巡り会えていませんが、今年の3歳馬マイラプソディは共同通信杯で敗れるまではクラシック候補の上位に期待されていた1頭だけに、近いうちにクラシック、あるいは大きなG1を取る可能性も秘めた馬主さんといえるのではないでしょうか。

そこで今回はキーファーズにちなんだ競走馬・チカリヨンを取りあげたいと思います。父はハーツクライ、セレクトセールで牝馬ながらに8000万と高額落札された、栗東・松永厩舎の管理馬です。鞍上にはおなじみの武豊騎手を起用し、牡馬相手の新馬戦でデビューとなります。

オーナーはキーファーズ代表松島氏の妻である、松島千佳さんとなっており、勝負服もキーファーズと異なる赤と白を基調としたものとなっています。

最大のライバルとなりそうなのが、ドゥラメンテ産駒のダノンシュネラですが、牡馬相手の芝マイルにデビュー戦でぶつけてくるあたりは陣営の期待度の高さも伺えるだけに楽しみな参戦といえます。

また、牝馬が凱旋門賞に強いという傾向もあり、オーナーの名義こそ違えど凱旋門賞を目標とする理念などの共有はされているかもしれず、少なくとも国内で一定のパフォーマンスを見せることが前提と言えますが、先々に凱旋門賞を見据えたコンビと言えるかもしれませんね。