中京記念(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

今週末はサマーマイルシリーズの第1戦となる「中京記念」が中京競馬場で行われます。もともと2000mの距離で3月に行われておりましたが、2012年には1600mへ変更になり、施行時期も3月から夏の7月に変更となりました。サマーマイルシリーズとしては今年で7回目の開催となりますが、夏のイメージもやっと定着してきました。

しかし、梅雨時期の開催ということもあり馬場が荒れやすく、1番人気が未だに連対できていないなど波乱が目立っており、“夏の荒れるハンデ重賞”というイメージが定着してきている印象もあります。今回は、条件が変わった2012年以降の過去6年間のデータをもとに中京記念の傾向を探っていきたいと思います。

■「上位人気馬」は不振、「5番人気」が好成績

「5番人気」が最多の3勝をあげ好成績。1～4番人気から勝ち馬が出ておらず、上位人気馬が不振の傾向です。過去6年で10万馬券以上の払戻金が4回も出ており、波乱傾向の強い一戦です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「8枠」＆「追い込み馬」に注目

コースは中京競馬場の芝1600mを使用。最多の2勝をあげている「8枠」は勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。脚質は最多の3勝をあげている「追い込み馬」に注目。

コーナーの中間にあるポケットからスタートし、直後に2コーナーへ差し掛かるため、外にコースロスが発生しやすいコースとなっております。ただし、中京競馬場自体が外枠有利なバンクコースとなっており、直線も長く坂もキツいため、「外枠」と「追い込み」が有利になりやすいという特徴もあります。

該当馬追い込み馬候補

グレーターロンドン
ワントゥワン
ガリバルディ
ブラックムーン
ダイメイフジ

■ハンデは「57kg」が好走傾向に

ハンデは「57kg」が最多の4勝をあげ、勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。馬体重は最多の4勝をあげている「-3kg～+3kg」に注目。馬体重の増減は、増えている馬の方が好走しております。

■「5歳馬」に注目

年齢は最多の4勝をあげている「5歳馬」に注目。牝馬による勝ちはなく、基本的には「牡馬」が中心です。所属は「関西馬」が5勝をあげており好成績です。

■前走は「米子S」と「パラダイスS」に注目

前走は2勝ずつをあげている「米子S」と「パラダイスS」に注目。前走着順は「1着馬」が最多の3勝をあげ、勝率・連対率・複勝率の全てがトップです。

■騎手は「高倉稜」に注目

騎手は唯一2勝をあげている「高倉稜」に注目。