【クラスターカップ予想2023】JRA勢の層が厚い中であえて狙いたい地方の穴馬とは?

夏のダート快速王が集うレースとして歴史があるのが、8月15日に盛岡競馬場で行われるクラスターCです。

過去には2020年にドバイゴールデンシャヒーンでも見せ場を作る快速を見せたマテラスカイが、この舞台で1分8秒5のレコードタイムを記録したレースで、昨年は1番人気だったダンシングプリンスがまさかの4着敗退となったものの、その後JBCスプリントで見事巻き返して優勝しており、秋のJBCに向けても大事なステップレースとなっています。

今年で28回目となりますが、地方馬劣勢の内容で、これまで勝利したのが2000年のゴールデンチェリー(愛知)、2008年プライドキム(船橋)、2013年ラブミーチャン(笠松)、2017年ブルドッグボス(浦和)の4回のみで、5頭目の地方馬勝利なるか注目といえます。

今年はドバイゴールデンシャヒーンにも遠征し5着に入るなどハイレベルな相手にスプリント戦で活躍を見せているリメイク、大型馬で前走のプロキオンステークスではリメイクの末脚を封じて勝利したドンフランキー、このレースの勝利経験のある昨年の勝ち馬オーロラテソーロ、一昨年の勝ち馬リュウノユキナなどが登録しており、例年に輪をかけて中央馬のレベルが高いように思えます。

中央馬に人気が集中しオッズも割れそうなメンバーですが、地方馬で面白いのが3歳馬ながら勇躍登録しているダノンレジェンド産駒のスペシャルエックスです。

前走でグランシャリオ門別スプリントを制しており、相手関係は格段に厳しくはなりますが、前走で古馬を撃破した勢いで、逃げてどこまでJRA勢に食い下がれるか、人気もそこまで上がってこないと思われますので穴馬として狙ってみたい一頭です。