今、一番勢いのある一口クラブ。キャロットクラブ

キャロットクラブは今、会員数を順調に伸ばし、社台レースホースやサンデーレーシングよりも圧倒的に多い。会員数の数だけならキャロットクラブのワンサイドゲーム。会員数が多く集まるには当然理由が存在する。キャロットクラブは社台系のクラブなのは皆さんもご存じの通り。会員数が多い理由は非常にレベルの高い馬を募集している。キャロットクラブでは、高額馬に応募が殺到し、抽選になるが、1口3万5千円で満口にならず、G1馬になった馬がいる。その馬はシーザリオ。日米オークスを制した名牝。

この様に高額馬=絶対走ると言う事はない。これが競馬の醍醐味である。シーザリオははっきり言って、お買い得馬だった。しかし、1口3万5千円の格安馬にクラシック制覇の夢を託すのは常識的に考えて厳しいものがある。しかし、実際にシーザリオは日米オークスを勝っている。この辺りを見抜ける相馬眼を持っている人はそうはいない。

先週のオークスではシンハライトが勝利をおさめ、また一つ、キャロットクラブの歴史に新しい1ページが加わった。今週のダービーには2歳王者・リオンディーズが登場する。シーザリオとキングカメハメハの配合で誕生したリオンディーズ。兄にはエピファネイアがいる。あのジャパンCでの圧勝劇には誰もがど肝を抜かれた。今となってはシーザリオ産駒は高額馬になっている。1口3万5千円からスタートした、シンデレラストーリーと言ってもいいだろう。

とにかくキャロットクラブの募集馬は素質の高い馬が多い上、募集馬の数が毎年90頭前後と非常に豪華なラインナップが顔を揃える。1歳馬の募集カタログは非常に読み応えがあり、隅々まで読むのに時間がかかる。また400口の為、サンデーレーシングの40口では手が出なかったが、口数の多い

キャロットクラブの勝負がかかったレースは、主戦騎手が決まっていない場合外国人ジョッキーに騎乗依頼する事が多いのも特徴。まず一口を始めたいのならキャロットクラブからスタートするのがおススメ。ちなみに私はキャロットクラブの営業マンでもなんでもない。