【新潟記念2023予想】得意の左回りで巻き返しなるか?イクスプロージョンの激走に期待

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新潟競馬の日曜メインは、サマー2000シリーズ最終戦「新潟記念」が行われます。同シリーズに出走している馬は3頭のみで、チャンピオンの可能性のある馬にいたっては、マイネルウィルトスしかいないという状況ですが、今年もこの距離の有力どころが集結しました。

そんな中で注目しているのは、オルフェーブルの仔である5歳馬イクスプロージョンです。イクスプロージョンは、前走サマー2000シリーズ第2戦となる函館記念に出走して16頭立ての14着に終わりました。そのためか、前評判ではあまり人気がないようですが、今回は巻き返しの可能性十分。

まずは左回りが舞台という点。前走の函館競馬場は右回りでしたが、函館記念の前のレースまでは16戦連続で左回りコースを走っていた馬でした。デビュー以来の全成績を見てみても、全21戦中17戦が左回りの競馬で、5勝2着2回、3着3回と馬券に絡んだ10回の全てが左回りでのもの。完全なサウスポーと言ってもいいでしょう。

一度も馬券圏内に来たことのない右回りでの度外視しても良いでしょう。2走前は、新潟記念と同じ新潟競馬場2000mで行われた新潟大賞典で12番人気ながら3着に好走しています。舞台適性の高さはすでに証明済みで、再びベスト舞台に戻るここは巻き返してくる可能性は高いはず。

また、前走は馬場が悪くて二の脚もつかずに敗退。最終週とは言え、良馬場の新潟コースならパフォーマンスも上がってくるでしょう。時計勝負でサリエラやプラダリアを降すのは難しそうなので、前目からの展開、もしくは早め先頭で押し切る競馬が理想でしょう。

昨年の新潟記念では1枠1番の最内枠スタートで12着に敗れましたが、今年は4枠5番と昨年よりは好枠を引けており、馬場の良いところを走れそうです。

得意の左回りでなら、悲願の重賞初制覇も期待十分。昨年の雪辱を果たせるかに注目です。