【京都2歳S予想2022】サイブレーカー、マル外血統から芝クラシック路線へ羽ばたけるか

今週土曜阪神メインレースに組まれているのが2歳重賞のG3、京都2歳ステークスです。年末のホープフルステークスや、来年にはクラシック路線を視野に入れている陣営が例年登録しているレースです。今年は2勝馬がコスモサガルマータとトップナイフの2頭のみですが、いずれも前走が伏兵扱いでの勝利となっており、今回もそこまで人気は上がってこないように思われ、終わってみたら実績上位馬においしい配当が付いたとなる可能性もあります。

2着以内で賞金加算で先々余裕のあるローテーションを組みたいと思う陣営が多い中、あえて美浦から遠征しているサイブレーカーに注目してみました。デビューから二戦は菅原騎手が騎乗してきましたが、今回は団野騎手とのコンビで挑む予定となっています。

父アンクルモー、母の父スキャットダディで、ダート中距離でも活躍の舞台がありそうな血統背景の持ち主ですが、デビューから2戦とも芝2000mを選択し、2着、1着と結果を残してきています。

4, 5番手から抜けだす競馬が安定してできており、これまで10頭立てまでしか経験がないものの、競馬が上手な印象もあり、頭数が増える今回もそこまで影響はないのではないでしょうか。

マル外血統でクラシック路線で結果を残せている馬が最近では少なくなっているだけに、異色の血統と思えるサイブレーカーが芝クラシック路線に乗れるかどうか、血統面含め穴人気が予想されるだけに馬券妙味もある1頭といえそうです。