【東京スプリント予想2019】コパノキッキング✕藤田菜七子、前目で競馬ができれば

本日10日は、大井競馬場で「東京スプリント」が開催。フェブラリーSで惜しくも5着に敗れた藤田菜七子騎手とコパノキッキングのコンビは、春はここから巻き返しを狙う。

前走のG1で見せて内容や菜七子効果もあって今回も人気しそうだが、実際に馬の充実度が高そうなので今回も引き続き楽しみにしている1頭である。

前走の東京コースは長く幅も広く使えたが、今回は直線も1Fほど短くなる大井競馬場が舞台となる。コパノキッキングにとって地方競馬場は今回が初となるが、3走前のカペラSでは、短い中山の直線で最後方からごぼう抜きで快勝しているので、対応はできそうだ。藤田騎手も地方では十分乗ってきており、前走の大舞台を考えると精神状態的にも乗りやすくなるのではないだろうか。

それでもマークされる立場にある以上、楽な競馬になることはなさそうだ。今回は逃げ馬候補が多く、前で強い競馬ができる有力馬も多く揃っている。後ろから競馬をするコパノキッキングにとっては、前走以上の工夫が必要となってきそうだ。比較的どんなかたちでも最後は伸びてきてくれるという安心感はある馬なのだが、今日はあいにくの雨なので、なるべく前目での競馬を意識してもらいたいところ。

マイルから2F短縮の1200mとなるが、1200mは4戦無敗とベストの条件。ヒロシゲゴールド、ホウショウナウ、キタサンミカヅキといい馬がたくさん出ているが、前走のメンバーを考えれば十分戦えるし、勝てるメンバーだ。ここはコパノキッキングが実力的にも、脚質的にも買いやすく、人気はするでしょうがここは重い印を入れざるを得ない。

この後はかしわ記念、そしてまだ確定はしていないが秋は米国のBCスプリントと海外遠征も検討されているコパノキッキング。今年は藤田菜七子騎手とのコンビでの重賞初制覇に注目が集まる。