京都競馬場 芝3200m
コース特徴・見解
年に一度、天皇賞春のために使用されるコース。
最初のコーナーまでは約417mと長く、上り坂。3~4コーナーのカーブは緩いが、高低差は4.3mと勾配はきつい。3コーナーで坂の頂上に達し、4コーナーにかけて下り坂となる。最後の直線は平坦で、約404mと長め。
前半はゆったり入り、2周目の3コーナーあたりから一気にペースが上がる。2周目の坂からポジションを徐々に上げていき、ロングスパートで押し切るというのが勝ちパターンとなりやすい。3コーナーの坂を2度越える長丁場で、相当なスタミナが要求される。
枠・脚質の傾向
最初のコーナーまでは長く、長丁場のレースため枠順による有利不利は発生しにくいが、1枠が5勝をあげており勝率・連対率・複勝率すべてにおいてトップ。外枠の7,8枠はいずれも0勝で、内枠有利・外枠不利の傾向が顕著に出ている。
脚質は勝利数は差し馬が最多の4勝をあげているが、勝率・連対率・複勝率は先行馬の方が上。極端な脚質よりも、先行馬か早めに動ける差し馬に注目したい。
枠番 | 成績(勝率/連対率/複勝率) |
---|---|
1枠 | 5-1-1-13(25.0%/30.0%/35.0%) |
2枠 | 1-2-2-15(5.0%/15.0%/25.0%) |
3枠 | 1-1-1-17(5.0%/10.0%/15.0%) |
4枠 | 1-0-2-17(5.0%/5.0%/15.0%) |
5枠 | 0-0-0-20(0.0%/0.0%/0.0%) |
6枠 | 2-2-2-14(10.0%/20.0%/30.0%) |
7枠 | 0-2-1-24(0.0%/7.4%/11.1%) |
8枠 | 0-2-1-27(0.0%/6.7%/10.0%) |
集計期間:2009/5/3~2018/4/29
脚質 | 成績(勝率/連対率/複勝率) |
---|---|
逃げ | 2-0-0-10(16.7%/16.7%/16.7%) |
先行 | 3-6-5-21(8.6%/25.7%/40.0%) |
差し | 4-4-5-70(4.8%/9.6%/15.7%) |
追い込み | 0-0-0-44(0.0%/0.0%/0.0%) |
マクリ | 1-0-0-2(33.3%/33.3%/33.3%) |
集計期間:2009/5/3~2018/4/29
騎手の傾向
騎手は蛯名正義と武豊がいずれも最多の2勝をあげており、上位には岩田康誠や横山典弘もおり、ベテラン勢の活躍が目立っている。
騎手 | 成績(勝率/連対率/複勝率) |
---|---|
蛯名正義 | 2-1-1-4(25.0%/37.5%/50.0%) |
武豊 | 2-1-1-4(25.0%/37.5%/50.0%) |
岩田康誠 | 1-1-0-7(11.1%/22.2%/22.2%) |
松岡正海 | 1-1-0-2(25.0%/50.0%/50.0%) |
横山典弘 | 1-0-0-4(20.0%/20.0%/20.0%) |
C.ウィリアムズ | 1-0-0-2(33.3%/33.3%/33.3%) |
石橋脩 | 1-0-0-1(50.0%/50.0%/50.0%) |
福永祐一 | 0-1-1-6(0.0%/12.5%/25.0%) |
池添謙一 | 0-1-1-5(0.0%/14.3%/28.6%) |
内田博幸 | 0-1-0-2(0.0%/33.3%/33.3%) |
集計期間:2009/5/3~2018/4/29
血統の傾向
種牡馬は最多の4勝をあげているステイゴールド産駒と、勝利数こそ0勝だが、2着5回、3着3回のハーツクライ産駒も注目。
種牡馬 | 成績(勝率/連対率/複勝率) |
---|---|
ステイゴールド | 4-0-1-12(23.5%/23.5%/29.4%) |
ブラックタイド | 2-0-0-0(100.0%/100.0%/100.0%) |
ジャングルポケット | 1-1-0-6(12.5%/25.0%/25.0%) |
チーフベアハート | 1-1-0-2(25.0%/50.0%/50.0%) |
マンハッタンカフェ | 1-0-1-4(16.7%/16.7%/33.3%) |
ミスキャスト | 1-0-0-1(50.0%/50.0%/50.0%) |
ハーツクライ | 0-5-3-13(0.0%/23.8%/38.1%) |
ディープインパクト | 0-1-1-13(0.0%/6.7%/13.3%) |
King's Best | 0-1-0-1(0.0%/50.0%/50.0%) |
アドマイヤベガ | 0-1-0-0(0.0%/100.0%/100.0%) |
集計期間:2009/5/3~2018/4/29