豪G1コックスプレートにネオリアリズムが登録、日本産馬や元日本馬が多数登録

豪州メルボルン郊外にあるムーニーバレー競馬場で行われる「コックスプレート(10月27日、G1、芝2040m)」の予備登録が、7日に発表された。日本馬では、2016年に香港のクイーンエリザベス2世カップを制したネオリアリズム(牡7、堀宣行厩舎)が登録した。

同レースは1922年に創設された歴史あるレースで、豪州では中距離の最強馬決定戦として名高いレースだ。2011年には国際招待競走となり、ワールドレーシングチャンピオンシップにも組み込まれる国際的なビッグレースの一つとなった。

日本馬の参戦は2005年のトーセンダンディ(11着)のみとなっており、ネオリアリズムは史上2頭目の参戦となる。

同レースには昨年3連覇を果たした25連勝中の豪州最強馬ウィンクスや、先月のキングジョージを制したポエッツワード、英2000ギニーを制したディープインパクト産駒サクソンウォリアーなどがいる。日本産馬ではルーラーシップ産駒のハッシュライターも登録している。

また、日本馬ではないが、日本から欧州に移籍した馬で、アドマイヤロブソン、アンビシャス、サトノラーゼン、ダノンリバティ、トーセンバジル、ラングレーなどが登録している。

日本馬、日本産馬、日本から移籍した馬など、日本でも知られる馬が多く登録しているコックスプレート。まだ予備登録の段階ではあるが、海外のG1レースでこれだけの日本産馬や日本で活躍していた馬たちを観れるのは楽しみである。コックスプレートはJRAが発表した海外馬券対象候補レースの中には含まれていないが、これだけ豪華なメンバーが集まるのならぜひとも馬券も買ってみたいところだ。