【大日岳特別2024予想】勝ち馬は順当決着も、ヒモ荒れには警戒必須

今週土曜新潟競馬メインレースは、芝1200mで行われる4歳以上2勝クラスの特別戦「大日岳特別」が開催されます。

過去5年のデータをみると1番人気馬が4勝の圧倒に加えて2番人気馬も1勝と、全5勝を上位人気が占めているだけに馬券検討の際には外せないところです。

ただ、2着には4番人気から10番人気まで幅広い馬が入っており、2021年には3着に15番人気のニシノコデマリが入ったケースがあり、ヒモ荒れには十分警戒したい難解なレースとなっています。

前走の着順から、今年はヴィクトワールピサ産駒の7歳セン馬ガリレイ。1勝クラスをクビ差で制して昇級初戦となるクロフネ産駒のシャウビンダー。エピファネイア産駒の5歳牝馬で、祖母にゴールドティアラがいる良血のステイトダイアデムあたりが上位人気想定となっています。

ガリレイは前走で9番人気ながら勝ち馬タツダイヤモンドのクビ差に迫る2着に健闘しており、新潟芝コースもこれまで【0-1-0-1】とまずまずの戦績だけに、前走のパートナーである角田大河騎手が引き続き騎乗できる点も併せて注目の一頭です。

シャウビンダーも、ここ3戦続けてでパートナーを務め、1勝クラス卒業の立役者でもある佐々木騎手が引き続き騎乗予定となっています。佐々木騎手と鞍が合っているだけに昇級初戦でも期待は持てる1頭ですが、懸念材料としては、新潟競馬の芝コースは初参戦という点が挙げられます。

ステイトダイアデムは前走10番人気の伏兵扱いから2着に粘り込んだ石川騎手から、今回は杉原騎手へと乗り替わりで臨みます。新潟ではこれまで2戦して1勝・2着1回と連を外しておらず、1勝クラス卒業も新潟1200mということで上位人気想定の中でもコース適性ではこの馬に軍配があがるかもしれません。鞍上が初騎乗という点こそ気になりますが、前走激走の石川騎手も初騎乗だったということで、乗り替わりはそこまで心配する必要はないかもしれません。