【函館スプリントS予想2022】中心は“逃げ・先行”!推奨穴馬は?

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今年は逃げ馬が多く、ハイペースを利して差してくる馬にも警戒したいところですが、開幕週で前残り傾向が顕著なレースですし、やはり中心は逃げ・先行馬から選出するのが妥当と考えます。

今年は前目で強い馬が多数いますが、中でも最有力視しているのが昨年の同レースの覇者ビアンフェです。

昨年は高速馬場を速いペースで逃げ、ラスト1Fでは完全に脚が止まっていましたが、後続馬も厳しいペースで脚を消耗しており、そのまま後続を完封しての勝利でした。昨年は舞台が平坦な札幌コースでしたし、斤量も今年は昨年より1kg重い57kgと同じレースながら条件は違ってきますが、函館2歳S勝ちの実績もありますし、洋芝のスプリント戦でこの馬を買わないわけにはいきません。

同系のナムラクレアは50kgという軽量もあって今回人気を集めそうですが、これまで前走の桜花賞を目標にマイル仕様に仕上げられてきており、いきなりテンから脚を使う1200m戦でおまけに古馬と初対戦ということも考えると、危険な人気馬と言えそうです。ということで本命はビアンフェです。

続いて相手ですが、過去10年のデータと傾向でも述べたように同レースは波乱傾向の強い一戦ということで、オススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。その馬は、今年の高松宮記念の3着馬キルロードです。

掲示板に入った他4頭は差し・追い込み馬で、先行勢にとっては厳しい展開でしたが、好位3番手追走からしぶとさを発揮して3着に善戦。マークも薄くタフな馬場も味方してと前走は条件がハマったのもありますが、ラップ自体は優秀ですし、前目で唯一粘れた点は高く評価したいところ。

これまでの実績を見る限り小回りの1200mはベスト舞台で、洋芝も2戦していずれも2着と好成績です。高速決着になりがちな函館スプリントSに対応できるかどうかがカギとなりそうですが、高松宮記念や4走前の福島テレビOPともにハイペースを前受けして好走しており、対応できそうな気配は十分。前走の好走をフロック視しているファンもまだ少なくないでしょうし、今回も妙味のある人気馬となりそうです。

ということで今年の函館スプリントSは本命ビアンフェ、穴馬にはキルロードを絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。