JRAエプソムC(2022)は“雨”で評価が上がる2頭で勝負!

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エプソムCが開催される関東地方では週中から梅雨らしい天気が続いており、週末も雨模様とタフな馬場での開催となりそうです。となれば狙いたいのは、パワー型で道悪実績も有るダーリントンホールです。

2020年の共同通信杯は当日雨で時計の掛かる馬場でしたが、内からメンバー最速の上がりで叩き合いを制して快勝と、道悪に対応して勝ちきっています。キレる脚は無いので良馬場なら他の馬から買っていたところですが、タフな馬場を苦にせず長く良いが使える馬で、雨なら評価を上げたい1頭です。

東京1800mは共同通信杯勝ちの実績があり、1800mの距離も3戦して2勝3着1回で馬券圏内は100%。共同通信杯以降は不振にあえいでいましたが、今年初戦の洛陽Sで2着に好走すると、続く前走のダービー卿CTでも3着に好走し、復活の兆しも伺えます。

得意なコース、得意な距離、得意な馬場で上昇度も見込めるここは勝ち負け必至でしょう。軸としての信頼度も高そうで、この馬を本命軸馬として馬券を組みたいと思います。

続いて対抗馬ですが、相手も雨なら絶対におさえておきたい1頭を選出。その馬は、前走アメジストSを逃げ切ったノースブリッジです。

雨で時計の掛かっていた東京の2000mをスローに落として逃げ切る見事な逃走劇でした。昨年のラジオNIKKEI賞も雨で時計の掛かる馬場をスロー逃げで3着に残しており、雨は大歓迎の口です。

今回同系にトーラスジェミニがいますが、58kgと酷な斤量を背負うここはノースブリッジの方に期待。今年は有力どころに差し馬が多く、騎手の意識も後ろに向くはず。楽逃げになれば勝ち切るパターンも考えられるでしょう。

この条件下の逃げ馬で、最後まで追ってくれる岩田騎手が騎乗となれば、無視は出来ない1頭です。ということで今年のエプソムCは本命ダーリントンホール、対抗ノースブリッジという予想で勝負したいと思います。