【JRA平安ステークス2023予想】激走期待の穴馬は〝この馬〟だ

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今週の土曜日、京都競馬場ではダート重賞G3「平安S」が行われます。かつては、1月に行われており、フェブラリーステークスを目指す馬のステップレースだった同レース。近年、この時期に行われるようになってからは、春の地方ダートNo1決定戦帝王賞に向けたステップレースになってきています。

昨年3着のメイショウハリオや2019年の3着馬オメガパフュームが次戦の帝王賞を制していますし、その他にも次戦で帝王賞を選び上位争いをしている馬が多数出走してきています。

今年も昨年のジャパンダートダービーを勝ち、年末の東京大賞典で2着に入っているノットゥルノを筆頭に、同じ東京大賞典で4着だったサンライズホープ、ダイオライト記念の勝馬グロリアムンディ、同2着のテリオスベル、同3着のメイショウフンジンなどの既に地方競馬でも活躍中のダートの猛者達が集結してきました。

そんな中で注目しているのは、7歳牡馬のカテドラルです。

カテドラルは、デビュー以来ずっと芝のレースに出走し、G3京成杯オータムハンデを勝っている重賞馬です。その芝馬が、前走で初ダートとなるマーチステークスに出走しました。結果は9着ということで今回はそこまで人気は集めなそうですが、ダート2戦目となる今回はチャンス十分。

初ダートだったマーチステークスは見せ場十分のレースぶり。芝のレースでは後方から追い込む競馬が多いカテドラルでしたが、いつもより前目の競馬で直線では好位置まで押し上げて差し比べを演じてきました。

追い比べで見劣ったということはありますが、初ダートに加えてダートの不良馬場という特殊な条件、さらにハンデが芝の実績を見込まれて58.5kgとほぼトップハンデだったことも考えると、ダート2戦目で斤量も57kgと前走より軽くなる今回は、さらに上位に来る可能性は十分にあるでしょう。

ということで平安ステークスは、是初ダートで見せ場十分だったカテドラルが、ダートの猛者相手にダートでの初重賞制覇を果たし、芝・ダート重賞馬となり二刀流となってくれることに期待して応援したいと思います。