【中山牝馬S予想2021】雨で買い!道悪競馬で急浮上する“穴馬”とは?

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今年は昨年のオークス・4着馬リアアメリアが人気の中心となりそうな中山牝馬S。能力と実績を考えればリアアメリアが最上位と考えて良さそうですが、ここへ来て初の中山、テン乗りの福永騎手、得意の左回りではなく右回りを選択と不安要素が多いのも気がかりです。

また、当日は雨の予報なので重たい馬場にも対応でき、中山の適性が高い馬から狙いたいと思います。その馬は、昨年の同レースの覇者フェアリーポルカです。

雪で不良馬場となった昨年の中山牝馬Sは中団追走から直線抜け出して優勝。重たい馬場でも走れる強みがあり、中山の重賞は3戦して全て馬券圏内と適性が高く、多頭数の混戦経験も多く、混合戦の前走から牝馬限定に替わるなど、好条件が多く揃っています。

斤量52㎏の軽ハンデで臨んだ昨年から今年は3kg増の55kgとなりますが、ベストに近い条件が揃っているここは勝ち負け必至と見ます。ということで本命軸馬はフェアリーポルカです。

相手は今回おさえておきたい馬が多いので取捨が難解ですが、今回は中でも絶対におさえておきたい穴馬を1頭紹介します。その馬はディープインパクト産駒の5歳馬サトノダムゼルです。

渋った馬場と中山の適性で言えば、この馬も非常に高い適性を持っていると感じます重馬場以上のレースは3戦3勝、中山コースは2戦してオール連対とこちらも好成績です。

とびが小さいピッチ走法のパワータイプで、中山のような小回りは間違いなく合う印象です。中山1800mで行われた2走前のディセンバーSは、久々で16キロ増という中インコース追走し2着に伸びてくる好内容でしたし、追い切り評価が高い馬の1頭としても紹介させていただきましたが、休み明け3走目、前走から中7週と間隔もしっかり開けてきているここは上昇度も高そうです。

ということで今年の中山牝馬Sは、本命軸馬にフェアリーポルカ、穴馬にはサトノダムゼルは絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。