【JRA中山金杯2023予想】無欲の追い込み炸裂か?波乱期待で狙いたい〝穴〟はこの馬だ

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G1と言えども単なる一レースに過ぎないというのが馬券収支でシビアに考えなければいけない点ですが、それでも験担ぎなどの意味では大レースほど力が入るのはやむを得ないところ。同じく、新年最初の重賞である金杯2レースは一年の計を占うとも言われるため、当てて最高の新年の開幕を迎えたいと考える競馬ファンも多いのではないでしょうか。

というわけで関東では5日中山のメインレースに「中山金杯」が組まれています。当日はフルゲートのハンデ戦と、難解な一戦になりそうです。

明け4歳勢が秋古馬戦線で活躍したことからこの世代が人気を集めそうで、関西から遠征のマテンロウレオは横山典弘騎手から息子の和生騎手への乗り替わりで参戦を予定しており、菊花賞15着大敗から巻き返しをはかるフェーングロッテンは引続き松若騎手で挑む予定となっています。

美浦からはラーグルフが皐月賞以降は古馬相手に着実に力をつけての参戦となっており、戸崎騎手が騎乗予定です。また、レッドランメルトは現在3連勝中となっており、4連勝で重賞初制覇なるか、前走に引続き騎乗する北村宏司騎手にとっても期待の1頭といえそうです。

波乱期待で狙ってみるなら、明け9歳ながら末脚に見るべきものがあるゴールドスミスは狙い目な1頭。無欲の追い込み馬で穴をあけてくれるイメージもある大野騎手が引続き騎乗予定となっており、前走の福島記念は末脚不発で7着敗退となっていますが、6戦して2勝、2着1回と連対率50%を誇る中山競馬場で、またも人気薄での追い込み炸裂なるか、楽しみな1戦となりそうです。

前走の福島記念は7着も道中の位置が後ろすぎただけで、好位置で競馬ができれば巻き返しはまだまだ可能。スタミナを生かす底力は上位で、上がりのかかる消耗戦なら後方から追い上げてくる競馬で見せ場を作れるでしょう。妙味のある伏兵で、警戒しておきたい1頭です。