JRA鳴尾記念(2020)で激走が期待される穴馬はこの馬だ!

例年、グレードに見合った馬の参戦が多い鳴尾記念ですが、今年はG1馬のラヴズオンリーユーが参戦してきました。

実績的にはラヴズオンリーユーが抜けていますが、前年のオークス馬が休み明けのVMを叩いて参戦という逆に怪しさを感じる珍しいローテーションとなっています。

もともと体質の弱さから思うようなローテーションを組めてない印象があった馬ですし、7着に敗れた前走のヴィクトリアマイルもレース前から矢作調教師が「オークス時の85%」とコメントしていたように、やや心もとない馬体でした。状態面がカギとなりそうで、中2週でどこまで戻してこれているかで大きく判断が分かれそうです。

鳴尾記念はデータ的には堅実決着傾向が強い一戦ですが、ラヴズオンリーユーを除いた上位人気は混戦気味で、今年は馬券的に面白くなりそうな気配がいたします。思い切って穴馬から買ってみるのも面白そうなので、今回はオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。

その馬は3歳馬のキメラヴェリテです。まず3歳馬が鳴尾記念に参戦すること自体珍しく、データ・傾向で記した年齢のデータを見ても分かりますが、過去8年で3歳馬の出走は一度もありません。能力比較がなんとも難しい馬ではありますが、52kgと1頭だけ圧倒的に軽い斤量で挑める点はプラスで、開幕週で逃げ馬という点もさらに魅力を高めています。

前々走の若葉Sは平均ペースの大逃げで展開が向いて踏ん張っての2着という内容でしたが、今回の舞台となる阪神の2000mはスタートが上り坂のためスローペースで進行しやすく、ハナをきれれば見せ場は作れるのではないでしょうか。

ダートでデビューして若葉Sで芝へ転身したばかりの馬で、前走は皐月賞・17着と変則ローテーションぶりではラヴズオンリーユーに負けず劣らずですが、怪しさよりも魅力の多い1頭であると感じます。

斤量の恩恵がある逃げ馬で、逃げも決まりやすい舞台に開幕週の馬場と好条件が揃っています。ロジカルというよりは面白さで選んだ1頭となりますが、今年の鳴尾記念はキメラヴェリテの激走に期待してレースを楽しみたいと思います。