鳴尾記念(2020)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

6月からは阪神が開催。開幕初日を飾るメインは宝塚記念のステップレース「鳴尾記念」です。2012年より施行時期が12月から6月に変更となり、距離も1800mから2000mへと変更されました。今回は、現在の条件へ変更となった2012年以降の過去8年間のデータをもとに鳴尾記念の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気の勝率はまずまず、人気薄の激走にも注意

人気は「1～3番人気」が2勝ずつを挙げており、勝ち馬8頭中6頭が「3番人気以内」となっています。上位人気の勝率はまずまずです。「10番人気以下」の人気薄は3着が2回のみで大穴はあまり絡みませんが、「7～9番人気」は2・3着が3回ずつと多く、このあたりの人気薄が穴馬選びの基準となりそうです。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠不利・外枠有利」＆脚質はフラットな傾向

コースは阪神の芝2000mを使用。枠は「8枠」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数は「7枠」が最多となっています。「1枠」は3着内が0回で、「2枠」も連対数が1回のみとなっており、内枠不利・外枠有利の傾向が顕著です。

脚質は「先行」が最多の3勝を挙げていますが、「逃げ」と「差し」も2勝ずつを挙げており、どの脚質もまんべんなく好走しています。脚質に関してはフラットな目線で予想したいと思います。

■馬体重の増減が「-9～-4kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-9～-4kg」に注目です。

■「5歳」が好成績

年齢は最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「5歳」に注目です。性別は「牝馬」が2着が1回のみとなっており、「牡馬」が中心となります。所属は「美浦」が3着1回のみとなっており、「栗東」が中心となります。

■前走レースが「天皇賞春」だった馬に注目

前走レースは「天皇賞春」と「中山記念」が2勝ずつを挙げていますが、今年は中山記念から来る馬がいないため、天皇賞春に注目したいと思います。前走着順は、3着内に入った24頭中16頭が「6着以下」となっており、勝ち馬も7頭と多いです。前走で掲示板外に敗れている馬でも、十分な警戒が必要です。

■騎手は「武豊」に注目

騎手は唯一2勝を挙げている「武豊」に注目です。