【鳴尾記念2022予想】穴は逃げるアノ馬で決まり

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本日は中京競馬場2000mのGⅢ鳴尾記念が行われます。もともとは年末に行われていましたが、2012年からこの時期に代わり、宝塚記念へのステップレースとなりました。

G3ながら、昨年の勝馬ユニコーンライオンはこのレースを勝った勢いで宝塚記念で2着に食い込み、2015年のラブリーデイは連勝で宝塚記念を制していますので、レースの格以上に直結しているレースとなっています。今年は頭数こそ残念ながら10頭と少ないですが、出走馬は近走好調な馬が多く、宝塚記念を占う上でも見逃せない一戦となります。

その中で注目しているのは、ギベオンです。この馬の魅力は何と言っても中京2000mへの高い適性。これまで中京2000mを6戦して2勝。うち1勝はG2金鯱賞と重賞での好走実績は心強い成績です。

その内容も単勝227.3倍と大万馬券で逃げ切っての勝利で、インパクトの強いレースぶりでした。この時の2着があの牝馬3冠デアリングタクトで、3着が大阪杯を制したポタジェとハイレベルなメンバーを相手を降しての勝利でした。マークも薄く上手く条件がハマったというところもありますが、このコースではやはり気持ちよく走れているのが分かります。

また、鞍上の西村騎手は第1回新潟競馬のリーディング騎手。女性新人ジョッキーの今村聖奈騎手の活躍が注目された中でリーディングをしっかりとったことで勢いもついていることでしょう。逃げ切り勝ちを果たした金鯱賞は同馬と初コンビで優勝した西村騎手でしたが、今回でコンビ6度目と主戦騎手としても板がついてきた印象。

メンバーは十分に闘えるレベルの相手ですし、引き続き得意舞台で鞍上も乗り慣れた西村騎手。ここは波乱の逃走劇に期待して、同馬から勝負するのも面白いでしょう。