【JRAプロキオンS予想】明らかな復調ムードが漂う穴馬とは?

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中京競馬の日曜メインはダート重賞「プロキオンステークス」が開催。ダート1400mと頭数が揃いやすい条件で、地方競馬で多い条件ということもあり例年予想のし甲斐がある一戦です。

好メンバーが揃った今年最も注目しているのは、トランセンド産駒の6歳牡馬メイショウダジンです。

ダート戦で全5勝を挙げているダート馬で、3歳時には毎日杯・5着や京都新聞杯・6着とクラシック路線を狙う芝重賞戦にも出走したことのある実績馬です。京都新聞杯ではあのディープボンドから0.9秒差の6着で、条件があえば食い込んでくる可能性は十分と見ています。

なかなか勝ち切れずに16戦目でようやく3勝クラスを勝利しオープン入りを達成。その後9戦して3着が一回のみと昇格後はイマイチな結果が続いていますが、前走阪神競馬場で行われた天保山ステークスで10番人気ながら約1年9か月ぶりに快勝。

2走前、約3か月の休み明けで出走した欅ステークスでは、15番人気単勝オッズ約300倍ながら4着と好走しており、近2戦の内容は優秀です。決して展開に恵まれた訳ではなく、ミドルペースで力勝負となった中、上位馬の切れ味には劣りましたが、とにかくしぶとく息の長い末脚を発揮。負け続けていたこれまでのレースぶりとは別物のような走りを見せ、前走もしぶとく伸びて終わってみれば上がり最速のおまけ付きで勝利と結果も出してきました。

この復調気配は単なる復調だけにとどまらず、6歳にしてようやく力がついて成長さえしたようにも思われます。ということで今年のプロキオンステークスは、復調してきたメイショウダジンが成長力と勢いで好勝負を演じてくれると予想します。