【道営スプリント2023予想】期待の4歳馬エメラルアポロン、トレンド通りの決着なるか

11月8日の水曜日に門別競馬場では、ダート1200mで行われる3歳以上の短距離重賞道営スプリントが開催されます。

2006年に新設された道営スプリントで、当初は旭川競馬場のダート1000mで開催される1着賞金500万円のレースでしたが、現在はコースも変わり1着賞金1000万円とまずまず高額なレースとして組まれています。

1着馬の生産牧場には翌年のファインニードルの種付け権が与えられるレースとなっており、スピード能力を求める生産者にとっては魅力的な副賞といえそうです。

馬齢でみると、高齢馬の活躍も以前は見られましたが、2019年以降の勝ち馬は3歳から5歳までの馬となっており、今年もこのトレンドが続くかどうか注目です。

今年の登録馬では9歳馬のスマートダンディー、7歳馬のイッツクールや連勝中のシュロス、6歳馬のジャスパーシャイン、8歳馬のイダテンペガサスなど、登録13頭中で6歳以上の馬が8頭登録しており、取捨選択が難しい年といえるかもしれません。

特にスティールペガサスは昨年の勝ち馬で、ジャスパーシャインは2020年の勝ち馬ということもあり、コース適性もあることから、予想が難解となりそうです。

若駒では4歳牡馬のエメラルアポロンに注目で、走りなれた舞台の門別ダート1200mはここ2戦の内容も連を外しておらず、中央から移籍後は単勝1倍台を背負う競馬を続けてきており、大きな舞台での飛躍も期待できる一頭と言えそうです。