【朝日杯FS予想2022】近年は好位抜け出しが主流!馬券圏内100%のデータに該当する「この馬」が狙い目だ

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今年は逃げ馬が多数揃っており、ある程度流れそうな気配の朝日杯FS。1番人気の最有力候補に目されているダノンタッチダウンの切れ味が活きそうな展開が予想される。

ダノンタッチダウンの前走デイリー杯2歳Sは前後半800mが47秒3-45秒9、上がり600mは34秒2のスローペース。この展開を2着なら、流れればさらにパフォーマンスは上がりそうな気配だ。

ただ、もう一つの前哨戦のサウジアラビアRCを勝ちきったドルチェモアも侮れない。こちらはグラニットが後続を10馬身以上離す大逃げで展開。前後半800mが46秒3-47秒1、上がり600mが35秒6とハイペースだ。「速い流れを経験した点はアドバンテージ」と言いたいところだが、2番手以降はゆったりとスムーズに追走。自身が速い流れに対応できるかどうかというところは依然として未知だが、勝ち時計の1:33.4は、サリオス、ダノンプレミアムに次ぐ歴代3位の好タイム。あれだけ離して逃げたグラニットを捕らえて好時計で勝ちきったドルチェモアを上位と捉えても良い。

サウジアラビアRCは過去に17年の勝ち馬ダノンプレミアムが続く朝日杯FSを快勝、18年グランアレグリアが同3着、19年サリオスが優勝と相性は抜群だ。また、舞台となる阪神マイルは13年の桜花賞で母のアユサンが3歳牝馬の頂点に立った舞台。馬体や走り的にもマイルは合いそうな気配を十分感じさせている。

過去10年で見れば朝日杯FSは差し・追い込みも決まっているが、近5年で見れば好位からの抜け出しが主流。4コーナーでの位置取りは7番手以内の馬で決まっており、勝ち切るには少なくとも中団以上のポジションで競馬をしたいところだ。近年後方一気が苦戦を強いられる傾向から、ダノンタッチダウンの方を割り引くという手も考えたい。

サウジアラビアRCを2番手から抜け出す好内容で勝ちきった実績、母アユサンの血統的な後押しなどから、ドルチェモアを主役とみて勝負してみるのも良いだろう。