【エルフィンステークス予想2024】京都に戻る今年は差し・追い込み馬が狙い目か

今週土曜京都10レースは芝1600mで行われる3歳牝馬限定リステッドレースのエルフィンステークスです。

フルゲート18頭に登録12頭と寂しい頭数での開催になりそうですが、過去5年のデータをみると2020年には後に無敗の牝馬3冠を成し遂げたデアリングタクト、2022年の2着馬には昨年のスプリンターズステークスを制したママコチャがおり、大物輩出もしばしば見られる注目したいレースとなっています。

一昨年、昨年と逃げ、先行勢が結果を出しているレースですが、いずれも中京開催でのもので、京都開催時は差し、追い込み勢の台頭が目立っていただけに、今年は後方待機勢に注目したいところです。

デアリングタクトと同じ松山騎手を確保して挑むキタサンブラック産駒のブルーアイドガール、京都芝コースでまだ連を外していないスワーヴリチャード産駒のスウィープフィートに今回は注目しました。

ブルーアイドガールは母に米G2ゴールデンロッドステークスの勝ち馬であるカトマンブルーを持つ社台ファームの生産馬です。

松山騎手は2020年のデアリングタクト、昨年のユリーシャでこのレースを勝利しており、いずれも1番人気ではなかっただけに単勝に妙味があります。

スウィープフィートはまだ1勝馬ながら、前走の阪神ジュベナイルフィリーズでは9番人気7着と健闘しており、デビューから主戦を務める永島まなみ騎手にとってはこのレースを勝利すれば桜花賞出走の芽があるだけに期するものがありそうです。

ホープフルステークス勝ち馬のレガレイラと同じスワーヴリチャード産駒で、祖母にスイープトウショウがおり血統的にも大きな舞台が見込める1頭で、今回も伏兵扱いが予想されるだけにブルーアイドガール同様、馬券妙味がある1頭といえます。