【日経新春杯2022予想】フライライクバード、狙いすました一戦を飛躍の足がかりにできるか?

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昨年は7番人気ショウリュウイクゾ、13番人気ミスマンマミーアのワンツーで決まり大波乱となったハンデ戦のG2が、今年も中京競馬場で開催される日経新春杯です。

昨年の1番人気馬は、クラシックには参戦がなかったものの素質は高く評価されていたアドマイヤビルゴでしたが、4番手追走から見せ場もなく大敗となっており、ハンデ戦らしく難しいレースとなっています。

今年の出走馬の中で注目となるのが、クラシック無冠ながら皐月賞、ダービーともに3着、菊花賞、有馬記念ともに4着と、G1にあと一歩手が届かなかったステラヴェローチェになりそうですが、G1を2戦使った後の中2週というタイトなローテーションといえるだけに、仕上がり具合が気になるところでしょう。

じっくりこのレースに照準を合わせている馬をねらい目に据えたいという点で注目なのが、昨年アドマイヤビルゴで参戦していた武豊騎手騎乗のフライライクバードです。

栗東・友道厩舎の管理馬で、ここ3戦は岩田望来騎手騎乗で安定感を見せていましたが、今回はダノンマジェスティ騎乗ということもあり、武豊騎手とのコンビで挑む予定となっています。

条件戦をじっくり使いながら成長してきた1頭で、前走のアルゼンチン共和国杯では6番手追走から3着に食い込んでおり、ハンデ戦のG2なら再度の馬券圏内が狙えそうです。

また東京コースのみならず、中京コース実績もあり、中京の芝コースは4戦して【2-1-1-0】と、3着以内を外しておらず、2か月半の休み明けは2戦2勝と、まさにこのレースは狙いすました参戦といえます。

近走から人気の一角になるのは間違いないでしょうが、エリザベス女王杯3着のクラヴェルや、中日新聞杯勝ち馬のショウナンパルディといった有力馬の登録もあり、単勝オッズは割れることが予想されるだけに、馬券妙味もありそうな1頭といえそうです。