【フェニックス賞2022予想】ミカッテヨンデイイ、2戦未勝利ながら強気のオープン挑戦

記事「【フェニックス賞2022予想】ミカッテヨンデイイ、2戦未勝利ながら強気のオープン挑戦」のサムネイル画像

今週土曜小倉9レースに組まれているのが、2歳オープンの特別戦・フェニックス賞です。

小倉2歳Sの前哨戦という位置づけにはなっていますが、今年は登録12頭のうち、中央勢ではウメムスビ、タガノタントは勝利していますが、その他はいずれも未勝利となっており、地方から参戦のイチノコマチ、モーモーレッドを含めても登録12頭中、1勝も挙げていない馬が8頭となっています。

過去5年のデータでは前走1着馬が圧倒的に強く4勝を挙げており、今年も該当の4頭から軸馬選定をしたいところではありますが、昨年は新潟の新馬戦3着だったナムラクレアが勝利しており、トレンドも変わりつつあるということは意識しておいたほうが良いかもしれません。

また、昨年の2着馬は今年のCBC賞で圧巻の逃げ切りを今村騎手と果たしたテイエムスパーダということで、ハイレベルな1戦となっており、今年も未勝利馬の参戦が多いですが、思わぬ掘り出し物といえる馬が誕生するかもしれません。

そういった意味で狙ってみたいのが2戦していずれも3着どまりと、勝ち味に遅い面はあるものの、先行、差しともに経験しているイスラボニータ産駒のミカッテヨンデイイに注目しました。

デビュー戦から今村騎手が騎乗しておりいずれも50kgという軽いハンデに恵まれている点はありますが、今回は54kgの別定戦となるだけに、相手関係はもちろん斤量も気にはなるところです。

持ち時計だけでいえば、タガノタント、ウメムビと大差ない点と、展開問わず自在に動ける点は評価できそうで、未勝利馬だけに人気は上がってこないことを考えると単勝、複勝ともに妙味がありそうな1頭ですね。