福島牝馬ステークス(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が付与される福島牝馬S。ヴィクトリアマイル参戦を見据えた古馬の有力牝馬が多数参戦するローカルG3です。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に福島牝馬Sの傾向を探っていきたいと思います。（一部データは新潟で行われた2011年を除く過去9回分のデータとなります。）

■「3番人気」が好走傾向に、波乱傾向が強い一戦

「3番人気」が最多の3勝をあげており、「1番人気」と「5番人気」が次いで2勝ずつと上位はまずまず。10番人気以下は「1-1-5-62」と連対率は低いですが、3着にはよく絡んでおります。過去の配当も10万馬券以上が4回あり、波乱の傾向が強いレースです。

【該当馬】3番人気（下記「予想オッズ」を参考）：
デンコウアンジュ

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

※上記の「枠番データ」・「脚質データ」は、新潟で行われた2011年を除く過去9回分のデータとなります。

コースは福島競馬場の芝1800m。勝ち馬は全て4枠から内の枠からとなっており、圧倒的に「内枠」が有利な傾向となっております。

脚質は最多の4勝をあげている「先行馬」の好走率が高くなっております。小回りコースですが、3～4コーナーはスピードの落ちにくいスパイラルカーブになっており、最後の直線も約290mと短いため、前目で競馬が出来る馬が好走しやすい傾向があります。

【該当馬】先行馬：
エンジェルフェイス
シャララ
ノットフォーマル
サルサディオーネ

馬体重は4勝ずつあげている「-9kg～-4kg」と「-3kg～+3kg」が好走傾向に。全体的には馬体重が減っている馬が好走しております。

「5歳馬」が最多の5勝をあげ好成績。所属は6勝をあげている「関西馬」がやや優勢です。

【該当馬】5歳馬：
エンジェルフェイス
キンショーユキヒメ
ゲッカコウ
シャララ
デンコウアンジュ
ベアインマインド
レイホーロマンス
ワンブレスアウェイ

前走は最多の9勝をあげている「中山牝馬S」が圧倒的です。前走着順は「2着馬」が最多の4勝をあげており好成績。前走「1着馬」は勝利がゼロで不振傾向に。「6着以下」からは13頭も馬券に絡んでおり、うち4頭は10着以下だった馬でした。前走凡走した馬も巻き返すケースが少なくありません。

【該当馬】前走が中山牝馬Sだった馬：
カワキタエンカ（1着）
レイホーロマンス（3着）
トーセンビクトリー（4着）
ブラックオニキス（5着）
ゲッカコウ（6着）
キンショーユキヒメ（7着）
エンジェルフェイス（8着）
ワンブレスアウェイ（11着）

騎手は唯一2勝をあげている「吉田隼人」に注目。

【該当馬】吉田隼人騎手の騎乗予定馬：
ブラックオニキス