【ゴールドウィング賞2023予想】5頭出しの角田厩舎の独壇場となるか?

今週火曜日に名古屋競馬場ではダート1700mで行われる2歳戦のゴールドウィング賞が開催されます。1着には賞金500万円に加え、馬主への副賞として現役時代にはダート重賞戦線で長く活躍したベストウォーリアの配合権が与えられます。

昨年から名古屋競馬場の移転に伴いダート1700mで組まれていますが、3コーナー奥のシュートからスタートし、右に90度回る特殊なコースとなっています。

差し馬にとっては内枠に入ると位置取りが悪くなってしまう可能性もあり、先行馬には内枠が、差し馬には外枠が理想といえそうで、当日のオッズ、また脚質にも注目して予想する必要がありそうです。

今年は12頭での開催予定ですが、そのうち5頭が地元・愛知の角田厩舎からの登録ということで上位人気が予想される3頭に注目したいと思います。

まず岡部誠騎手騎乗のミトノユニヴァースが名古屋ダート1500mで連勝しており1番人気が予想され、枠も6枠8番と内外の両方を見ながら動ける枠を引いており、枠順にも恵まれているといえそうです。

同じく上位人気が予想されるスペリオルパンサーは藤原騎手のテン乗りで挑みますが、逃げ、先行で結果を残している中、枠順が8枠11番と外を引いてしまったこともあり、乗り方に一工夫必要になるかもしれません。

最後にウルラニは、差し馬ながら内枠の3枠3番を引いてしまい、スペリオルパンサーと逆なら理想的だったかもしれませんが、前走で1.3倍の単勝オッズできっちり勝利している今井騎手が再度騎乗するのは魅力的で、枠順でオッズが下がるようなら、逃げ、先行勢が多いこともあり、角田厩舎の中では一番馬券妙味があるかもしれません。