【花園ステークス予想2023】勢いに乗る3歳馬か、冬場に強い穴馬か?

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今週土曜の京都10レースは、ダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスの花園ステークスが開催されます。

京都競馬場の改修工事の影響で2020年から2022年は開催がなかったレースで、2018年まではダート1900mで開催されていたため、過去のデータは同じ舞台設定で行われていた観月橋ステークスの2015年から2019年を参考にすると、逃げ馬は苦戦しているものの先行馬は4勝を挙げている相性がいい舞台となっています。

今年の出走予定馬では、ヘニーヒューズ産駒のミラクルティアラは上位人気想定となっていますが逃げて結果を出してきている馬だけに、危険な人気馬といえるかもしれません。

期待したいのが昇級初戦となるドレフォン産駒の3歳馬クールミラボーで、前走の伊勢崎特別も1番人気で卒なく勝利しており、騎乗予定のムーア騎手が落馬負傷のため乗り替わり見込みとなりますが、中3週のローテーションも1戦1勝となっており、実力を発揮してオープンまでノンストップで駆け抜けられるか注目です。

同じく昇級初戦の3歳馬で見逃せないのが、ダート1800mは【2-0-1-0】と馬券圏内をこれまで外していないホッコータルマエ産駒のブライアンセンスです。ここのところ差しに徹して結果を出していますが、未勝利戦、1勝クラスは先行して勝ち上がってきているため、マジックマンの異名をとるモレイラ騎手の手腕も含めて注目の1頭です。

人気薄想定馬では、ザファクター産駒のサンライズアリオンが気になる存在です。ここ2戦は掲示板を外していますが、1勝クラスも昨年7月の5着敗退から休養明けの11月に突破しており、前走7月のマレーシアカップから4ヶ月ほどの休み明けとなる今回と重なる臨戦過程です。

2勝クラスは今年の1月に一発勝ち抜き、続く2月には3勝クラス伊丹ステークスで後にJBCクラシックを制したキングズソード相手にクビ差2着まで迫っており、寒い時期を得意とする可能性も高いため積極的に狙っていきたい穴馬です。