【羽田盃2024予想】新設ダート三冠、緒戦を制するのは?

4月24日水曜日に大井競馬場のダート1800mで「羽田盃」が開催されます。南関東三冠レースの開幕戦として長く受け継がれてきた羽田盃ですが、今年からはJpn1に格付けされて1着賞金も3500万円から5000万円に上がり、中央馬も含めた全国ダート三冠レースの第一戦として開催されます。

JRA所属馬は雲取賞、京浜盃で上位2頭、かつ5着以内に入った4頭が出走可能となっており、美浦からはアマンテビアンコ、ハビレ、栗東からはアンモシエラ、ブルーサンが出走予定となっています。

アマンテビアンコはユキチャンとヘニーヒューズの間に生まれた白毛でファンも多い1頭で、今年も好調をキープしている川田騎手とのコンビで参戦予定となっています。

ハビレもヘニーヒューズ産駒で、前走の京浜盃では1.9倍の単勝オッズを裏切る形で3着に敗れていますが、大井競馬場を乗りなれている笹川翼騎手を今回は確保しており、巻き返しが期待されます。

アンモシエラはここまでキャリア8戦と中央馬にしては多いキャリアとなっていますが、ホープフルステークスにも参戦するなど厩舎の期待値は高い1頭で、今回は新コンビとなる横山武史騎手で参戦が予定されています。

ブルーサンもここまで9戦と未勝利脱出に時間がかかった1頭ですが、ここ2戦は逃げて2連勝となっており、主戦の和田竜二騎手が戦線復帰できている点も強調材料といえます。

対する地方馬ではここまで4勝を挙げているマジェスティックウォリアー産駒のギガースに期待がかかりますが、いずれも左回りでの勝利ということもあり、2戦して結果が出ていない右回りコースへの対応がカギとなります。

穴馬で推奨したいのは、ここまで6戦2勝と戦績は地味なものの北海道セレクションセールで2860万円と高額で落札されているフロインフォッサルです。

オーナーは中央でもおなじみの吉田千津さんで、2003年の春の天皇賞で大波乱となった勝ち馬のイングランディーレのオーナーでもあります。

追い込み一辺倒だけに展開次第にはなりますが、前走の雲取賞では11番人気5着と人気を大幅に上回る内容を残しており、ハマれば怖い1頭といえそうです。