【ラジオNIKKEI賞2022予想】ホウオウノーサイド、2ハロン延長で挑む初重賞で穴を開けられるか?

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今週日曜福島競馬のメインレースは3歳オープンのハンデ戦のG3であるラジオNIKKEI賞です。

過去10年のデータでは、頭数こそ少ないものの2着馬が後の飛躍につながっているレースとなっており、2018年の2着馬フィエールマンは後に菊花賞、春の天皇賞を制しており、2020年の2着馬のパンサラッサは今年のドバイターフでG1初勝利を成し遂げるなど、古馬になってから大きく成長を遂げる馬たちの参戦もあるだけに、今年も2着馬には注目していいかもしれません。

ハンデ戦らしく人気薄の馬の台頭も多いレースという観点から狙ってみたいのが、キングカメハメハ産駒のホウオウノーサイドです。美浦・斎藤誠厩舎の管理馬で、今回は永野騎手との新コンビで挑む予定となっています。

母ツーデイズノーチスの産駒にはスプリンターズS・3着の実績があるワンスインザムーンがおり、姉同様にデビューから芝マイル以下をホウオウノーサイドも使われています。

デビュー戦で芝1600m戦を選択したものの3番人気ながらバテて9着敗退となってからは、1200mにしぼって4戦しており、連を外さない安定感を誇っています。

デビュー以来使ったことがない芝1800m、かつデビュー戦でバテて大敗しているだけに今回は人気薄が予想されますが、距離未経験という点をのぞけばここ4戦の戦績ならもっと人気が上がってきても不思議がない1頭と思われます。

過去10年のデータを見ても、前走で芝1200mを使っていた馬は3着以内に入っていないこともあり、厳しいレースにはなりそうですが、血統面ではG1でも勝ち負けできる下地があるだけに、ハンデ戦、かつ小回りコースなら距離もこなせる可能性もあり、穴馬として推奨しておきたいですね。