【兵庫チャンピオンシップ2024予想】地方の期待馬リケアサブル、重賞2連勝の勢い侮れない

世間はゴールデンウィークに突入となりますが、29日の祝日月曜日に園田競馬場で行われるのが、ダート1400mで行われる3歳限定のJpn2の「兵庫チャンピオンシップ」です。

今年から距離が1400mに短縮となり、ユニコーンステークスが1900mで京都競馬場開催となったこともあり、3歳ダート路線の春時点の短距離王決定戦の位置づけで行われます。昨年まではジャパンダートダービーに向けての前哨戦の建付けだっただけに過去のデータはあてにならず、予想が難解なレースといえそうです。

中央からは昨年の兵庫ジュニアグランプリを制して以降、全日本2歳優駿2着で2歳戦を終えたものの、今年の復帰初戦の雲取賞では4着敗退と戦績を落としているイーグルノワールが実績上位となっており、得意のコースに戻って復活の勝利なるか注目です。

新星誕生なるか期待がかかるのがニューイヤーズデイ産駒のエートラックスで、芝からダート路線に切り替えて素質開花となっており、現在ネモフィラ賞、バイオレットステークスと連勝しています。小回りコース適性は小倉競馬場のネモフィラ賞で証明しており、3連勝で重賞勝利なるか楽しみな1頭です。

すでに8戦を消化しているスパイツタウン産駒のエコロガイアも有力視されており、前走のブルーバードカップでは2着に健闘しているものの、父を見る限りは距離は短めのほうがよさそうで、さらなる前進が期待できます。

先日の羽田盃も中央勢のワンツーとなっており牙城を崩すのは厳しいですが、地方馬では高知のベストウォーリア産駒のリケアサブルに注目したいところです。相手関係は今回大幅に強化されるものの、姫路競馬場、園田競馬場で連勝しており地の利を生かせば一発がありそうです。吉原騎手の地方全競馬場での重賞制覇の立役者となっており、中央から園田に復帰を目指している小牧太騎手が騎乗して勝利したことでも知られるリケアサブルだけに話題性ならこの馬といえそうです。