【チューリップ賞2021予想】抜けた実績馬メイケイエールに付け入るスキはあるか?

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3着までに桜花賞の優先出走権が与えられるトライアルレースのチューリップ賞が、今週土曜阪神のメインレースに組まれています。

フルゲート18頭に登録12頭と寂しいメンバー構成となりましたが、小倉2歳S、ファンタジーSと連勝し、阪神JFでは4着に健闘したミッキーアイル産駒・メイケイエールと武豊騎手のコンビが人気の中心となりそうで、その他はすべて1勝馬のみの登録という珍しいトライアルレースになりました。

3着以内必須なのはメイケイエール以外の陣営には同じ条件ということもあり、馬券検討が難しいレースとなりそうですが、今回注目したのはメイケイエールと同じミッキーアイル産駒のシャーレイポピーです。

栗東・石坂公一厩舎の管理馬で、デビュー2戦目の牝馬限定未勝利戦を逃げ切りで勝利後、前走の紅梅Sでは2番人気に支持されたものの出遅れてしまい競馬にならず、追い込んではきたものの7馬身以上はなされた6着と大敗してしまいました。

同じく上位人気支持で前走大敗しているキングマン産駒のエリザベスタワーは、主戦をつとめていた武豊騎手がメイケイエール騎乗となっているため、今回は川田騎手との新コンビで挑む予定となっており、前走で上位人気を裏切った馬たちの巻き返しにも注目したいところです。

一方、一頭抜け出た実績上位のメイケイエールにも付け入る隙はありそうで、デビュー戦、小倉2歳Sは楽勝といえる内容だったものの、ファンタジーSは辛勝、阪神JFは4着には食い込んだものの最後1ハロンで末脚が鈍った印象もあり、本質的にこの距離は1ハロン長い可能性もあるだけに、圧倒的な人気を背負うようであれば、シャーレイポピーの単勝にも妙味が出てきそうですね。