【チューリップ賞2020予想】イズジョーノキセキ、初重賞でも十分通用

牝馬クラシック路線第一弾である桜花賞への最重要レース「チューリップ賞」が今週土曜日に阪神競馬場で行われます。

本番と同条件で行われ、例年桜花賞に直結すると言われるレースですが、今年も阪神JFを制したレシステンシアを初め、2着のマルターズディオサ、3着のクラヴァシュドール、4着のウーマンズハートと上位4頭が揃いも揃って出走してきました。加えてG3フェアリーSの勝馬スマイルカナ、2着のチェーンオブラブも出走してきましたので、実質ともに桜花賞に向けた前哨戦に相応しいメンバーとなっております。

そんな好メンバーが集まった今年のチューリップ賞で注目しているのは、イズジョーノキセキです。

前走の赤松賞では5着に入線し、重賞初挑戦となるチューリップ賞へと駒を進めてきました。前走はフェアリーSの2着馬チェーンオブラブに0.1秒差で負けておりますが、フェアリーSの勝馬スマイルカナには0.2秒差勝利しており重賞級の力を示すかたちとなりました。

少なくとも、フェアリーステークス組との差はそこまでないことが分かります。また、2走前のサフラン賞でも5着に敗れておりますが、この時の勝馬であるマルターズディオサとは0.4秒差でした。阪神JFで2着に好走したマルターズディオサとも差のない競馬ができていることからも、重賞初挑戦でも十分好勝負は可能と言えるでしょう。

少なくとも、フェアリーステークス組との差はそこまでないことが分かります。また、2走前のサフラン賞でも5着に敗れておりますが、この時の勝馬であるマルターズディオサとは0.4秒差でした。阪神JFで2着に好走したマルターズディオサとも差のない競馬ができていることからも、重賞初挑戦でも十分好勝負は可能と言えるでしょう。

当然、タイムだけの単純比較で実力を測ることは出来ませんし馬場の差も当然あると思いますが、昨年9月という若い時期にここまでの時計をマークできているのは高く評価していい点であると感じます。

中山マイルのサフラン賞と、東京マイルの赤松賞ではいずれも5着と負けておりますが、勝利実績のある阪神マイルが舞台となる今回は巻き返しも期待しも十分期待できるのではないでしょうか。

ということで、今年のチューリップ賞は桜花賞の最重要ステップ賞に相応しい重賞上位馬が集結しましたが、それらの馬との互角の走りができる下地のあるイズジョーノキセキが得意の舞台で大逆転を果たしてくれると期待します。