まさしく夏の風物詩と言えるレースとは?

記事「まさしく夏の風物詩と言えるレースとは?」のサムネイル画像

夏の風物詩・名物レースといえば、今では直千のアイビスサマーダッシュが真っ先に思い浮かぶ方も多いのではないでしょうか。この直線レースは確かに重賞ではアイビスサマーダッシュが唯一の存在ですが、条件戦も含めれば案外多くのレースが組まれており、夏以外の新潟開催でも実施されています。

そういった意味では、正真正銘夏にしか開催されないユニークなレースが小倉の夏競馬にあることをご存知でしょうか?3歳以上500万以下条件というありきたりの設定ながら、現在JRAで唯一開催されている芝1700mのレースが「青島特別」です。

芝1700mと言えばナリタブライアンが2歳時に勝利した福島競馬場のきんもくせい特別などがありますが、現在は芝1800mの開催となり、福島での芝1700mの開催も2012年を最後になくなりました。かつて芝1700mの開催があった函館競馬場は1993年に、中京競馬場も2012年のコースリニューアルでそれぞれ姿を消しました。

ダートの1700mはOP・重賞も含め多くの開催があるのに対し、唯一の芝1700m開催の青島特別は非常にレアといえます。どうしてここまで開催が少ないのか?やはり目標地点となるOP以上のレースの開催がないことも影響しているかもしれません。今年は6日に既に終わってしまいましたが、来年以降覚えていたらぜひ注目してみてください。