【加付式“連番の法則”】レパードSなど先週の回顧・検証

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新潟・函館の開催最終週となった先週、新潟では3歳ダート重賞「第13回 レパードステークス(GⅢ)」が、また古馬ダート重賞「第26回 エルムステークス(GⅢ)」が今年は函館競馬場で行われた。

レパードSは、1番人気に推されたメイショウムラクモ(柴田善騎手)が、人気に応えて優勝。2着に10番人気スウィープザボード(津村騎手)が入り、3着に6番人気レプンカムイ(鮫島克騎手)。1・2着が8枠の 連番の法則「同枠・一組連番」となり、3連複1.6万・3連単7万の万馬券決着。

さらにエルムSでは、しぶとく差し脚を伸ばした4番人気スワーヴアラミス(松田騎手)が勝利し重賞2勝目。2着に7番人気オメガレインボー(横山和騎手)、3着に11番人気ロードブレス(坂井騎手)が入り、こちらも1・2着が「一組連番」となり、3連複4万・3連単19万の好配当となった。

先週一週間の主なニュース

清水久詞調教師
7日、新潟1Rにて現役66人目のJRA通算300勝を達成。
武豊騎手
7日、函館3Rにて史上初のJRA通算2万3000回騎乗を達成。
柴田善臣騎手
8日、新潟11R「レパードS」にてJRA史上「重賞最年長(55歳0か月10日)勝利」の新記録を樹立。(従来の記録は岡部幸雄元騎手の54歳0か月31日)
1000万馬券
7日、新潟4Rにて3連複103万、3連単1,004万の超高額配当決着を記録。今年の配当としては2月の2,073万に次いで2番目の高額配当となった。※ちなみに、今回の1000万馬券は「一組連番」、2月の2000万馬券は「同番」組合せ

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

8月7日
-新潟函館合計出現率(%)
ALL連番02(1)28.3
一組連番6(3)6(3)1250.0
同番41520.8
合計109--
出現率(%)83.375.0--
8月8日
-新潟函館合計出現率(%)
ALL連番0114.2
一組連番4(3)9(5)1354.2
同番30312.5
合計710--
出現率(%)58.383.3--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

新潟・函館での2場開催ラストウィークとなり、2日間計48レースで「一組連番」が計25レース、「ALL連番」が計3レース、「同番」が計8レースという内訳。「一組連番」は日曜新潟以外で1日半分以上、特に日曜函館は1日9レースの大量出現。先週の「ALL連番」「同番」は表をご覧いただいた通り、「ALL連番」が函館、「同番」が新潟に偏って出現した。特に新潟での「同番」は土日とも1日3レース以上のマルチ出現となり、かなり出現が際立った。配当的には前記「一組連番」の1000万超1回のほか、10万超だけで9回と前週に引き続き好配当連発。全体的にみても全場出現率は、土日2場ともに「58.3%~83.3%」と高確率をキープし、4週連続で良かったと言えた。

先週の「一組連番」は日曜新潟のみ1日4レースと半数を割ったが、それでも1日の2/3。そして日曜函館では前述どおり、1日9レースという3/4の超高確率で出現。先週特筆すべきは、2場土日とも出現の半分以上を「同枠・一組連番」が占めた、ということ。トータルでは全25回中14回が「同枠・一組連番」となり、新潟では冒頭記した日曜メインの「レパードS」に加えて、土曜メイン「新潟日報賞」も「同枠・一組連番」から10万超の高額配当となった。また日曜函館メイン「エルムS」の他、全7回の10万超「一組連番」の軸馬はすべて推奨人気内軸馬は推奨人気内、そこから「同枠・一組連番」を組み合わせることで、「一組連番」の的中率、好配当を手にするチャンスは拡大する。

先週も好調持続の「同番」は、冒頭通り新潟で際立った。土曜4回、日曜3回の固め打ち出現。一発回収・高額配当の10万超は1回だけと少々寂しかったが、その1回を含め日曜の3回中2回は「好配当狙いにお勧め」としている1番人気3着付けから。また傾向として常々記している連続出現も土日ともに出現。次週から開催場も変わるが、「同番」の好調は依然として続いている。「傾向」や「お勧め手法」などを活用いただき、夏競馬も「同番」は積極的に狙っていただきたい。

「ALL連番」は、前週に続いて3組中最も振るわなかったが唯一、土曜函館の2レース連続ではともに一発回収の威力を発揮してみせた。ともに軸馬は推奨人気内の「ALL連番」から33万と7.5万配当で、内1レースはお勧め狙い目傾向としている同枠2頭絡み同枠2頭絡みの「ALL連番」からの好配当は、これで4週連続となった。次週以降もまだまだ、活用していただきたい。

「万馬券の宝庫・最終R」は、4レース中2レースが「法則決着」。ともに「同枠・一組連番」からで、土曜新潟は8万、日曜函館では46万の高配当。ここでも2レースとも軸馬は推奨人気内の4番人気、そこからの「同枠・一組連番」での高額配当となった。最終Rは、「軸馬は推奨人気内」そして「同枠・一組連番」以外の一列は「総流し」など思い切った手法にも一考の余地あり・・・ではなかろうか。