【加付式“連番の法則”】マイラーズCなど先週の回顧・検証

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先週は春のGⅠシリーズの中休み。土日計3重賞が行われ、土曜福島で「第19回 福島牝馬ステークス(GⅢ)」、日曜阪神で「第53回 読売マイラーズカップ(GⅡ)」、そして日曜東京でオークストライアル「第57回 フローラステークス(GⅡ)」が行われた。

いよいよ3歳クラシックのオークス、ダービーへとつながる東京開催が始まり、そのオークストライアル・フローラSを制したのは、5番人気エリカヴィータ(田辺裕信騎手)。3戦目での重賞初優勝を果たし、2着に入った4番人気パーソナルハイとともにオークス優先出走権を手にした。3着には9番人気のシンシアウィッシュが入り、同枠2頭絡み・連番の法則「ALL連番」決着となった。

またマイライーズCは、6番人気ソウルラッシュ(浜中俊騎手)が4連勝で一気に重賞ウィナーの仲間入りを果たし、安田記念の優先出走権を手にした。2着に1番人気ホウオウアマゾン、3着に4番人気ファルコニアの連番の法則「同番」で、日曜2重賞とも法則で決着をみせた。

もうひとつの土曜重賞・福島牝馬Sは、3番人気アナザーリリック(津村明秀騎手)が重賞初勝利。残念ながら法則決着とはならなかった。

では先週の結果を振り返ろう。全結果は下表のとおり。

4月23日
-東京阪神福島合計出現率(%)
ALL連番12038.3
一組連番4(1)5(2)21130.6
同番01238.3
合計584--
出現率(%)41.766.733.3--
4月24日
-東京阪神福島合計出現率(%)
ALL連番1(1)1(1)1(1)38.3
一組連番45(1)4(2)1336.1
同番222616.7
合計787--
出現率(%)58.366.758.3--
  • ※「同番」「一組連番」、同時に成立(13番→2番→3番 等)は「同番」としてカウント
  • ※( )内は同枠2頭が入った回数

先週から東の開催が中山から東京へと移り、3場開催の計72レース。内訳は、「一組連番」が計24レース、「ALL連番」が計6レース、「同番」が計9レース。上表をご覧いただくと一目瞭然だが、確率メインの「一組連番」が全場土日とも半数以下と5割を切った。「ALL連番」「同番」は依然として好調ながら、確率的には土曜は全体的に低調、日曜に復調気配、といった印象が残った。確率、つまり数的にはいまひとつながら、高額配当は多かった。100万超1回の他、10万超が計11回、3場から万遍なく出現した。また前週、5週連続で途切れた「メインレース10万超高額」再びの土日メイン6レース中3レースで「メイン・法則高額決着」となった。

「一組連番」は前記の通り、おそらく初の「全場半数未満」となったが、「同枠・一組連番」「1番人気3着」などを中心に10万超高額配当数9回と先週唯一の100万超を輩出した。10万超は土曜阪神で0回、土曜福島で1回の他は満遍なく複数回出現。また「100万超は1回」であったが、土曜福島での10万超1回は99万で、ほぼ100万であった。少出現数となった「一組連番」であったが、高額出現割合は「超高確率」であった。今後も人気薄「一組連番」は積極的な抑えを。

「ALL連番」は、1場1日1回ペースの計6回。日曜は3場での3回とも「同枠2頭絡み」と「推奨・ALL連番」が相変わらず好調。そして「高額メイン」の「ALL連番」も土曜阪神・難波Sと冒頭の日曜東京・フローラSから。フローラSでは、推奨4・5番人気の「同枠2頭絡み」から25万配当であった。こちらも引き続き「同枠」を中心に「人気を気にせずALL連番」の抑えを推奨したい。

前週、と同じ全9回出現の「同番」。「連続出現」や「同枠2頭絡み」、「高額」は無かったが、「一組連番」との条件重複は計3回。土曜福島と日曜全場で複数出現と回数的には好調を維持しているので、次週以降の高額配当復活を期待して、「人気薄・同番」は抑えていこう。

先週の「万馬券の宝庫・最終R」は、6回中4回が法則決着。法則決着はすべて万馬券で、その内5回に1回以上の10万超確率が先週も1回。まだまだ最終R「大型馬券」は、法則馬券で期待できる。