障害の期待馬クリップスプリンガが予後不良

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14日に福島競馬場で行われた4R・3歳以上障害未勝利に出走したクリップスプリンガ(牡7、岩戸孝樹厩舎)は、道中スムーズな飛越でレースを進めていたものの、4コーナーで追い出された際に左第1指関節の脱臼で競走を中止。その後予後不良と発表された。鞍上の五十嵐雄祐騎手は異状なし。

クリップスプリンガはもともと中央で芝の中距離路線を主戦場としていたが、結果を出せずに地方へ転身し、再び中央のダートへ転向。1勝クラスで入着を続けて勝ち上がるも、2勝クラスで苦戦し、昨年夏に障害へ転身。7走前に障害入りしてからは2着1回、3着2回と好成績を挙げ、今回も2番人気に支持される人気を集めていた。

クリップスプリンガは父キングヘイロー、母オグリピンキー、母の父トニービン、母の母が桜花賞馬オグリローマンという血統。平地も含めた通算成績は48戦3勝(うち地方2戦2勝)。クリップスプリンガ号のご冥福をお祈りします。